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竇
ふりがな文庫
“竇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あな
50.0%
とう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あな
(逆引き)
漁師の子は
遁
(
のが
)
れて靴工の宅に入り仔細を明かし、
踵
(
かかと
)
を前に指を後にした靴一足を
拵
(
こしら
)
えもらい、
穿
(
うが
)
って村を出るに高い
牆
(
かき
)
で取り廻らして
踰
(
こ
)
ゆる事ならぬから、やむをえず水
竇
(
あな
)
中から出た。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
称す是れ
盗魁
(
とうかい
)
匹として
蜃気楼
(
しんきろう
)
堂を吐くが如し 百年の
艸木
(
そうぼく
)
腥丘
(
せいきゆう
)
を余す 数里の山河
劫灰
(
こうかい
)
に付す 敗卒庭に
聚
(
あつ
)
まる真に幻矣 精兵
竇
(
あな
)
を潜る亦奇なる哉 誰か知らん一滴黄金水 翻つて全州に向つて毒を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
竇(あな)の例文をもっと
(2作品)
見る
とう
(逆引き)
ある日昼寝をしていると、一人の
褐色
(
かっしょく
)
の衣を着た男が
榻
(
ねだい
)
の前に来たが、おずおずしてこっちを見たり後を見たりして、何かいいたいことでもあるようであった。
竇
(
とう
)
は訊いた。
蓮花公主
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
「わたくしでございますか、わたくしは、
廷章
(
ていしょう
)
と申します、姓は
竇
(
とう
)
でございます」
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
竇(とう)の例文をもっと
(2作品)
見る
竇
漢検1級
部首:⽳
20画
“竇”を含む語句
弊竇
上顎竇
利瑪竇
幣竇
狗竇
竇娥
竇旭
胎内竇
“竇”のふりがなが多い著者
蒲 松齢
南方熊楠
内田魯庵
田中貢太郎