“大本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいほん44.0%
おおもと40.0%
だいほん8.0%
おほもと4.0%
タイホン4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫婦親愛恭敬の徳は、天下万世百徳の大本たいほんにして更に争うべからざるの次第は、ぜん既にその大意をしるして、読者においても必ず異議はなかるべし。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ひくか、それとも、そのまま和泉屋の商売あきないにつぎ込んでおいて、お前さんも大本おおもとの商法に口を入れるか、それはお前さんのこころもち一つなのですよ
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ソコで毎月生徒のもって来た授業料をき集めて、教師の頭に四両ずついき渡ればしにはせぬと大本だいほんさだめて、その上にお余りがあれば塾舎の入用にすることにして居ました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
併し、疑問を織り出して居る綾絲あやいとは、一箇所から繰り出されて居るやうな氣もしないではありません。その大本おほもとを衝くことが出來さへすれば、何も彼も一ぺんにほぐれて行くのかも知れないのです。
龍馬二三家の大名とやくそく約束をかたくし、同志をつのり、朝廷より先ヅ神州をたもつの大本タイホンをたて、夫より江戸の同志(はたもと大名其余段々)と心を合セ、右申所の姦吏を一事に軍いたし打殺