“おおもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大本90.9%
大元9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一筋にして神のくによりでおる! ……われらが今回のくわだてこそは、この大本おおもとに返さんと、中頃大本をあやまったるところの、越権専横の武臣北条を
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
が、それほどな英時も、大本おおもとの鎌倉幕府の倒壊とうかいに会してはぜひもない。保身的な豹変者ひょうへんしゃ、元来からの宮方勢の包囲のうちに、あえなく自刃をとげてしまった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)