“しやうげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
障礙58.3%
障碍25.0%
檣下8.3%
障化8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お助けを!」輕侮けいぶの念が冷くロチスター氏の心に來た——何か障礙しやうげが凋ませて了つたやうに、彼の怒りは消えて了つた。彼はたゞかうたづねたのみだつた。
つゐに将来大障碍をのこさしめたり、障碍しやうげとは何ぞ、一行は巍然ぎぜんたる燧岳眼前にあるを以て、そのふもとの尾瀬沼にいたらんには半日にしてれり、今夜其処にたつするをべしとかんがへしに
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
れば奇怪きくわいふねわれ信號しんがうこゝろみんとならば、はたして如何いかなる手段しゆだんをかるとながめてると、たちまる、海蛇丸かいだまるの、檣上しやうじやう檣下しやうげ船首せんしゆ船尾せんび右舷うげん左舷さげん閃々せん/\たる電燈でんとうかゞやでゝ
これがむくい一一三虎狼こらうの心に障化しやうげして、信頼のぶより隠謀いんぼうにかたらはせしかば、一一四地祇くにつがみさかふ罪、さとからぬ清盛きよもりたる。