“しょうげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
障碍53.8%
障礙38.5%
証解7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかなる現実の障碍しょうげにあってもあきらめずに持ちつづける、そしてそのねがいを墓場の向こうの国で完成させようとするこころを言うのだって。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
されど帰国後吾が心には妄想もうぞう散乱し、天主デウス、吾れを責むる誘惑テンタサン障礙しょうげを滅し給えりとも覚えず。(以下略)
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ただ寂心の弟子の寂照が後に源信の弟子同様の態度を取って支那に渡るに及んでいるほどであるから、寂心源信の間には、日ごろ経律きょうりつの論、証解しょうげの談が互に交されていたろうことは想いやられる。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)