“けいかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
圭角63.4%
計劃19.5%
計画9.8%
経画4.9%
計畫2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それまでには随分揉まれるだろうから、圭角けいかくが取れて勤まるようになる。修業の積まない中に辞退したんじゃ実際路頭に迷うかも知れないぜ」
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
今年の夏、米国シカゴ市で万国博覧会を開くそのついでに、万国宗教大会を催すと云う計劃けいかくがあったと聞く。しかしそれは中止になったらしい。
釈宗演師を語る (新字新仮名) / 鈴木大拙(著)
すでにすべからざるを知るといえども、つかうるところのそんせんかぎりは一日も政府の任をくさざるべからずとて極力きょくりょく計画けいかくしたるところ少なからず
敬刑せらるゝに臨みて、従容しょうようとして嘆じて曰く、変宗親そうしんに起り、略経画けいかく無し、敬死して余罪ありと。神色自若じじゃくたり。死して経宿けいしゅくして、おもてなお生けるがごとし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これを頭韻とういんといつて、日本につぽんうたでは、あらかじ計畫けいかくしてかういふことをするのはすくないが、偶然ぐうぜんこんなかたち出來できることがあります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
二三日にさんにちまへに、わたしはかういふ計畫けいかくをした。あしたからは、こゝではる若菜わかなまうと繩張なはばりをしておいたこのに、いよ/\まうとおもつて、あさると、ゆきつてゐる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)