“プラン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
計画57.1%
企画14.3%
方式7.1%
計画書7.1%
計畫7.1%
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまり、仰言おっしゃる意味の風は、季節風モンスーンでしょうね。しかしそれはとうに計画プランのなかへ織り込みずみじゃありませんか。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その電燈の企画プランなら
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
この人は三次方程式を三項式と四項式との二種に区別し、その各種をそれぞれファミリーに別ち、各族をスペーシスに別けた。その各属は別々に論じたのであるが、しかし一種の一般方式プランに拠ったのである。
芸術と数学及び科学 (新字新仮名) / 三上義夫(著)
フランス人のブローカーが彼の居間に自由に出入して殖民地の一獲千金的紙上利益をタイプライターが創造しているだけの計画書プランを示し、彼に荘重な約束手形の署名をさせるようになった。
バットクラス (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
懷かしい私の友垣 風よ 雲よ 山山よ 私達の友情の さて 春の計畫プランを考へよう
詩四章 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
プランは向うの人の考であるが、然し「こなし」がはっきりゆけば自ら面が出て来る訳である。父などは「こなし」一本であった。彫刻に駄肉があるということが非常にいけないと言う。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)