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『詩四章』
ふりがな文庫
『
詩四章
(
しししょう
)
』
粉雪の中で四十雀が啼いてゐる春が眞近にせまつてきた 谿間で風が鳴つてゐる楢山毛欅櫟それらの枯葉が雪の上を走つてゐる 山山よ裸の木木よ樂しい冬も間もなく冬も終るだらう 懷かしい私の友垣風よ雲よ山山よ私達の友情のさて春の計畫を考へよう その昔そ …
著者
三好達治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「明朗 創刊號」1936(昭和11)年3月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
計畫
(
プラン
)
凍
(
し
)
親爺
(
おやぢ
)
息子
(
むすこ
)
旅籠
(
はたご
)
神
(
かみ
)