“かなめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カナメ
語句割合
65.3%
扇骨木12.6%
要人5.3%
金目5.3%
4.2%
要目3.2%
賀奈女2.1%
要所1.1%
要木1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落ちると、トンとな音。あの力なさは足拍子でない。……畳にったの響。日ざしの白い静かさは、深山桜が散るようである。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
細い竹をに通して、落ちないように、扇骨木の枝に寄せ掛けた手際が、いかにも女の子の所作らしく殊勝に思われた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「行つて來ましたよ。源三郎は丸山要人のところへ、昨夜亥刻(十時)少し前に行つて、無駄話をして、二階へ寢たことは確かで——尤も大した用事はなかつたさうですよ」
倹約な巴里の女が外見は派手でありら粗末なの物をに仕立てるのとつて、倫敦の女は表面質素な様で実は金目つた物を身に着けて居る。だ惜しい事に趣味が意気でない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
勝手に屋敷の中を通る小学校通いの子供の草履ばた/\で驚いて朝寝のをさましたもので、乞食物貰い話客千客万来であったが、今は屋敷中ぐるりと竹の四ツ目籬や、
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
乃公先刻から半間とは離れぬ処にいるんだぞ。今日は乃公が死にかけたので、只今見舞人が罷越したのであるが、肝腎要目の御当人の姿が見えないので、お母さんが探しに来たのである。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「——二人は別として、水本賀奈女をうんと怨んでゐた者が他にあつた筈だ、心當りはないのか」
しかし、あの醜い手足も青葉の蔭に隠れ、不気味な妖怪めいた頭蓋の模様も、その下映られていて、変形の要所は、それと見定めることは出来なかった。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
要木だの柾木だのゝ低くさびしい垣つゞき。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)