“要所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようしょ60.0%
かなめ20.0%
かなめどころ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはそう決心すると、船内の要所ようしょ要所ようしょに電話をかけて、もしや怪しき生物が現われなかったかを問い合わせた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし、あの醜い手足も青葉の蔭に隠れ、不気味な妖怪めいた頭蓋の模様も、その下映したばえいろどられていて、変形の要所かなめは、それと見定めることは出来なかった。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
東西とうざい、さて、このたびご覧に供しまする黒鯨。藍絵、錦絵、三枚つづき絵にて御覧のかたはありましょうが、生きた鯨が江戸に持ちこされたはこれが最初。当地は日本四十五州の要所かなめどころ