“いつせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一錢27.3%
一閃27.3%
一千9.1%
一戰9.1%
一箭9.1%
一線9.1%
一船9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それだけあれば、もうはやくに煙草たばこ燒芋やきいもと、大福餅だいふくもちになつてた。煙草たばこ五匁ごもんめ一錢いつせん五厘ごりん燒芋やきいも一錢いつせんだい六切むきれ大福餅だいふくもち一枚いちまい五厘ごりんであつた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
まさに紫電一閃いつせんです。いきなり横合から斬りかけた一刀、闇をつんざいて肩口へ來るのを
 日本につぽん𤍠帶林ねつたいりんにはひるものは、臺灣たいわん平均へいきん一千いつせん五百尺ごひやくしやく以下いか平地へいち琉球本島りゆうきゆうほんとう南半分みなみはんぶん小笠原群島をがさはらぐんとう新領土しんりようどのマーシャル、カロリン、マリアナ列島等れつとうなど
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
毒龍どくりようあれば、桃太郎もゝたらう一戰いつせん
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
斯くの如くにして業因業果の全く盈満えいまんするまでは、一箭いつせんの飛んで勢の尽くるまでは、落ちざるが如きを示せり。これ幻界なり。
小船は動き、輪にまはり、また一線いつせんに歎けども
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
れぞ虎髯大尉こぜんたいゐ大勳功だいくんこう! いましも死物狂しにものぐるひに、本艦ほんかん目掛めがけて、突貫とつくわんきた一船いつせん彈藥庫だんやくこ命中めいちうして、船中せんちう船外せんぐわい猛火まうくわ㷔々えん/\かぢ微塵みじんくだけて、ふね獨樂こまごとまわる、海底かいていよりは海底戰鬪艇かいていせんとうてい