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ひとひら
ふりがな文庫
“ひとひら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一片
84.2%
一弁
5.3%
一枚
5.3%
一瓣
1.8%
一葩
1.8%
一閃
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一片
(逆引き)
その時ふいと目をやると、さつきまでは何んにもなかつたその墓石の傍らに、何んかの花の莟らしいものが
一片
(
ひとひら
)
ぽつんと落ちてゐた。
生者と死者
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
ひとひら(一片)の例文をもっと
(48作品)
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一弁
(逆引き)
「第二を祈念の時期と云う。男、女の前に伏して
懇
(
ねんご
)
ろに我が恋
叶
(
かな
)
えたまえと願う」クララは顔を
背
(
そむ
)
けて
紅
(
くれない
)
の薔薇の花を唇につけて吹く。
一弁
(
ひとひら
)
は飛んで波なき池の
汀
(
みぎわ
)
に浮ぶ。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひとひら(一弁)の例文をもっと
(3作品)
見る
一枚
(逆引き)
お
八重
(
やへ
)
察
(
さつ
)
して
進
(
すゝ
)
めつゝ
取
(
とり
)
まかなひて
封
(
ふう
)
を
切
(
き
)
らすに
文
(
ふみ
)
にはあらで
一枚
(
ひとひら
)
の
短冊
(
たんざく
)
なりけり
兩女
(
ふたり
)
ひとしく
見
(
み
)
る
雲形
(
くもがた
)
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ひとひら(一枚)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
一瓣
(逆引き)
墓石に
朴
(
ほほ
)
の
散花
(
ちりばな
)
日を經れば
縁
(
へり
)
朽ちにけり
一瓣
(
ひとひら
)
一瓣
(
ひとひら
)
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ひとひら(一瓣)の例文をもっと
(1作品)
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一葩
(逆引き)
すると白薔薇の最後の
一葩
(
ひとひら
)
は暫く茎の先で、胡蝶の羽の如くふるへてゐたが、それから茎を離れて、クラリモンドの魂をのせたまゝ、明けはなした窓から外へ翻つて行つてしまつた。
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
ひとひら(一葩)の例文をもっと
(1作品)
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一閃
(逆引き)
と再び飛びかかって行こうとすると、横からすッと寄った女の影が、逆手に持った短刀を、音もさせずに
一閃
(
ひとひら
)
めき
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひとひら(一閃)の例文をもっと
(1作品)
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