“ひとすじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一条64.5%
一筋30.2%
一線2.9%
一條1.2%
一毫0.6%
一旒0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行書で太く書いた「鳥」「蒲焼(かばやき)」なぞの行燈(あんどう)があちらこちらに見える。忽(たちま)ち左右がぱッと明(あかる)く開けて電車は一条(ひとすじ)の橋へと登りかけた。
深川の唄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
と、あおむいて見ると、ちゅうとから藤(ふじ)づるかなにかで結びたしてある一筋(ひとすじ)が、たしかに、上からじぶんを目がけてさがっている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二郎が家に立ち寄らばやと、靖国社(やすくにしゃ)の前にて車と別れ、庭に入りぬ。車を下(お)りし時は霧雨やみて珍しくも西の空少しく雲ほころび蒼空(あおぞら)の一線(ひとすじ)なお落日の余光をのこせり。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「もう一條(ひとすじ)参る、受けて見られい」
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
まことや、魔の睫毛(まつげ)一毫(ひとすじ)の秒(ま)に、いま、右の目に鏨を丁と打ったと思うと
魔の睫毛(まつげ)一毫(ひとすじ)の秒(ま)がきっとある。
それのついでに、神殿を打ち破って、宝物庫を調べたところ、錦の袋に入った一旒(ひとすじ)の旗が出てきた。