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『美人鷹匠』
ふりがな文庫
『
美人鷹匠
(
びじんたかじょう
)
』
小夜子は夫松波博士の出勤を見送って茶の間に戻ると、一通の封書を受取った。裏にはただ牛込区富久町とだけ書いてある。職業柄、こうした差出人の手紙は決して珍らしいことではないが、これは優しい女文字でしかも名前がない、彼女は好奇心にひかされて主人宛 …
著者
大倉燁子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人倶楽部 一八巻九号」1937(昭和12年)7月増刊号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約43分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
誘拐
(
さら
)
吻
(
は
)
蹲踞
(
しゃがん
)
頭
(
つむ
)
引掴
(
ひっつかま
)
偽
(
いつわり
)
晒
(
さ
)
乳母
(
ばあ
)
納
(
しま
)
彷徨
(
うろつ
)
甞
(
かつ
)
暫時
(
しばらく
)
謝罪
(
わび
)
庇護
(
かば
)
幸福
(
しあわせ
)
喚
(
よ
)
已
(
すで
)
遂々
(
とうとう
)
故意
(
わざ
)
産衣
(
うぶぎ
)
黒子
(
ほくろ
)
男子
(
おとこ
)
頤
(
あご
)
離室
(
はなれ
)
痣
(
あざ
)
眩暈
(
めまい
)
端折
(
はしょ
)
繁昌
(
はんじょう
)
腋
(
わき
)
荊棘
(
いばら
)
被布
(
ひふ
)
迚
(
とて
)
轟
(
とどろ
)
起
(
た
)
譫言
(
うわごと
)
徐
(
おもむ
)
仇
(
あだ
)
俤
(
おもかげ
)
只管
(
ひたすら
)
吃驚
(
びっくり
)
吐
(
つ
)
咽喉
(
のど
)
大家
(
たいけ
)
嫉
(
ねた
)
定
(
き
)
少時
(
しばらく
)
後方
(
うしろ
)
理
(
わけ
)
従
(
つ
)
従妹
(
いとこ
)
急
(
せ
)
恩召
(
おぼしめ
)
悪阻
(
つわり
)
愕
(
おどろ
)
捏造
(
ねつぞう
)
撞木
(
しゅもく
)
晦
(
くら
)
武士
(
さむらい
)
滑
(
すべ
)