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階前
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かいぜん
ふりがな文庫
“
階前
(
かいぜん
)” の例文
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
人
(
ひと
)
ありて
能
(
よ
)
く
我
(
われ
)
に
學
(
まな
)
ばば、
同
(
おなじ
)
くともに
仙葩
(
せんぱ
)
を
看
(
み
)
ん、と
且
(
か
)
つ
歌
(
うた
)
ひ
且
(
か
)
つ
花
(
はな
)
の
微紅
(
びこう
)
を
噛
(
か
)
む。
昌黎
(
しやうれい
)
敢
(
あへ
)
て
信
(
しん
)
ぜず。
韓湘
(
かんしやう
)
又
(
また
)
館
(
やかた
)
、
階前
(
かいぜん
)
の
牡丹叢
(
ぼたんさう
)
を
指
(
ゆびさ
)
して
曰
(
いは
)
く、
今
(
いま
)
、
根
(
ね
)
あるのみ。
叔公
(
をぢさん
)
もし
花
(
はな
)
を
欲
(
ほつ
)
せば、
我
(
われ
)
乃
(
すなはち
)
開
(
ひら
)
かしめん。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“階前”の意味
《名詞》
階段の前。
庭先。
(出典:Wiktionary)
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“階”で始まる語句
階下
階
階子段
階段
階子
階梯
階上
階級
階子壇
階隠