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金太郎
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きんたろう
ふりがな文庫
“
金太郎
(
きんたろう
)” の例文
むかし、
金太郎
(
きんたろう
)
という
強
(
つよ
)
い
子供
(
こども
)
がありました。
相模国
(
さがみのくに
)
足柄山
(
あしがらやま
)
の
山奥
(
やまおく
)
に
生
(
う
)
まれて、おかあさんの山うばといっしょにくらしていました。
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
夏の
炎天
(
えんてん
)
ではないからよいようなものの
跣足
(
すあし
)
に
被
(
かぶ
)
り
髪
(
がみ
)
——まるで赤く無い
金太郎
(
きんたろう
)
といったような
風体
(
ふうてい
)
で、
急足
(
いそぎあし
)
で
遣
(
や
)
って来た。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「ほんとうです。
金太郎
(
きんたろう
)
さんが、お
好
(
す
)
きのようですから、あげたのです。」と、
金
(
きん
)
さんは、
笑
(
わら
)
って
答
(
こた
)
えました。
春風の吹く町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
直に其の頃探偵
捕者
(
とりもの
)
の名人と呼ばれた
金太郎
(
きんたろう
)
繁藏
(
しげぞう
)
という二人の御用聞を呼寄せて、御用の旨を申含めました。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それからは
金太郎
(
きんたろう
)
は、
毎朝
(
まいあさ
)
おかあさんにたくさんおむすびをこしらえて
頂
(
いただ
)
いて、
森
(
もり
)
の中へ
出
(
で
)
かけて行きました。
金太郎
(
きんたろう
)
が
口笛
(
くちぶえ
)
を
吹
(
ふ
)
いて
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
「
僕
(
ぼく
)
、
昨夜
(
ゆうべ
)
、
金太郎
(
きんたろう
)
さんの
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
たから、
飛
(
と
)
んできたんだよ。」と、
良
(
りょう
)
ちゃんは、
一人
(
ひとり
)
でした。
春風の吹く町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と
呼
(
よ
)
びますと、
熊
(
くま
)
を
頭
(
かしら
)
に、
鹿
(
しか
)
や
猿
(
さる
)
やうさぎがのそのそ出て
来
(
き
)
ました。
金太郎
(
きんたろう
)
はこの
家来
(
けらい
)
たちをお
供
(
とも
)
に
連
(
つ
)
れて、一
日
(
にち
)
山の中を
歩
(
ある
)
きまわりました。
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「そんなに
金太郎
(
きんたろう
)
さん
好
(
す
)
きですか。あんたにあげましょう。」と、
金
(
きん
)
さんは、
古
(
ふる
)
い
絵本
(
えほん
)
を
良
(
りょう
)
ちゃんに
与
(
あた
)
えました。
良
(
りょう
)
ちゃんは、おどり
上
(
あ
)
がるようにして、
喜
(
よろこ
)
んで
帰
(
かえ
)
りました。
春風の吹く町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“金太郎”の解説
金太郎(きんたろう)は、坂田金時(坂田公時)(さかたのきんとき)の幼名。または、金太郎を主人公とする昔話、童話の題名である。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“金太”で始まる語句
金太
金太夫