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遺跡
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いせき
ふりがな文庫
“
遺跡
(
いせき
)” の例文
世良親王の
河端
(
かわばた
)
ノ宮の
遺跡
(
いせき
)
に植え出したさくらがいつか花時には
大堰川
(
おおいがわ
)
の水も小紋にして見せるほどな名所となって来た始まりであるという。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
及び之を打ち
碎
(
くだ
)
くに用ゐしならんと考へらるる
扁平石
(
へんぺいせき
)
(
縁
(
ゑん
)
部に赤色料付着す)は
遺跡
(
いせき
)
より
發見
(
はつけん
)
されし事有るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
これを
湖上住居
(
こじようじゆうきよ
)
、あるひは
杙上住居
(
くひじようじゆうきよ
)
と
申
(
まを
)
します。イタリイの
北部
(
ほくぶ
)
やスヰスあたりに
多
(
おほ
)
くこの
遺跡
(
いせき
)
があります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
ポムペイの
遺跡
(
いせき
)
は
山
(
やま
)
の
中央
(
ちゆうおう
)
から
南東
(
なんとう
)
九粁
(
くきろめーとる
)
の
遠距離
(
えんきより
)
にあるが、これはその
時
(
とき
)
降
(
ふ
)
りつづいた
降灰
(
こうはひ
)
によつて
全部
(
ぜんぶ
)
埋沒
(
まいぼつ
)
せられ、その
後
(
ご
)
幾百年
(
いくひやくねん
)
の
間
(
あひだ
)
その
所在地
(
しよざいち
)
が
見失
(
みうしな
)
はれてゐたが
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
日本
(
につぽん
)
の
石器時代
(
せつきじだい
)
には
土器
(
どき
)
が
餘程
(
よほど
)
盛
(
さか
)
んに
使用
(
しよう
)
されてゐましたと
見
(
み
)
え、どの
遺跡
(
いせき
)
にも
多
(
おほ
)
くの
土器
(
どき
)
が
發見
(
はつけん
)
されます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
其一はアイヌの傳ふる
口碑
(
こうひ
)
、其二は
遺跡
(
いせき
)
に存する實物、其三は
土器形状模樣
(
どきけいじやうもやう
)
よりの
推測
(
すいそく
)
是なり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
かういふ
孔
(
あな
)
をあけた
獸類
(
じゆうるい
)
の
牙
(
きば
)
や
齒
(
は
)
は、
日本
(
につぽん
)
の
石器時代
(
せつきじだい
)
の
遺跡
(
いせき
)
や、また
外國
(
がいこく
)
の
遺跡
(
いせき
)
からもずいぶんたくさん
發見
(
はつけん
)
せられますが、
勾玉
(
まがたま
)
のように
美
(
うつく
)
しい
形
(
かたち
)
の
玉
(
たま
)
は、
外國
(
がいこく
)
ではまったく
見
(
み
)
られません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“遺跡”の意味
《名詞》
(いせき)
(ゆいせき、ゆいしゃく)
(出典:Wiktionary)
“遺跡”の解説
遺跡(いせき、Site)は、
古い時代に建てられた建物、工作物や歴史的事件があったためになんらかの痕跡が残されている場所。古跡。旧跡。
過去の人間の営みの跡が残されている場所。
「ゆいせき」と読み、日本の中世においては過去の人物が残した所領や地位、財産を指す。→遺跡 (中世)
本項では、2.について詳述する。
(出典:Wikipedia)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺漏
遺児