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みなお
ふりがな文庫
“
見直
(
みなお
)” の例文
この
知
(
し
)
らせが、ひとたび
村
(
むら
)
へ
伝
(
つた
)
わると、
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、いまさら、
英雄
(
えいゆう
)
の
少年時代
(
しょうねんじだい
)
を
見直
(
みなお
)
さなければならなかったのです。
からす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふと
見
(
み
)
るとその
顔
(
かお
)
は、
人間
(
にんげん
)
ではなくって、たしかに
狐
(
きつね
)
の
顔
(
かお
)
でした。
子供
(
こども
)
はびっくりして、もう一
度
(
ど
)
見直
(
みなお
)
しましたが、やはりまぎれもない
狐
(
きつね
)
の
顔
(
かお
)
でした。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そう
思
(
おも
)
って、一
歩
(
ぽ
)
退
(
しりぞ
)
いて
見直
(
みなお
)
しますと、
良人
(
おっと
)
は
矢張
(
やは
)
り
元
(
もと
)
の
通
(
とお
)
りはっきりした
姿
(
すがた
)
で、
切株
(
きりかぶ
)
に
腰
(
こし
)
かけて
居
(
い
)
るのです。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
蛾次郎は自分の顔がポッと赤くなったかと思って、どぎまぎと眼をまよわせたが、また
見直
(
みなお
)
すと、それどころじゃない、琴台の前にいるのは
咲耶子
(
さくやこ
)
ではないか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「よかろう、もうその位で……。八時出発は分ったが、目的地は何処かね。服装の準備のこともあるからね」というと、白木は案外だという顔付で、私を
見直
(
みなお
)
して、にこにこしながら
暗号音盤事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
ついに一
度
(
ど
)
も
来
(
き
)
たことのない、
中村松江
(
なかむらしょうこう
)
の
女房
(
にょうぼう
)
が、
訪
(
たず
)
ねて
来
(
き
)
たと
聞
(
き
)
いただけでは、
春信
(
はるのぶ
)
は、
直
(
す
)
ぐさまその
気
(
き
)
になれなかったのであろう。
絵
(
え
)
の
具
(
ぐ
)
から
眼
(
め
)
を
離
(
はな
)
すと、
藤吉
(
とうきち
)
の
顔
(
かお
)
をあらためて
見直
(
みなお
)
した。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
伝吉
(
でんきち
)
はぎょっとして、もう一
度
(
ど
)
長兵衛
(
ちょうべえ
)
の
顔
(
かお
)
を
見直
(
みなお
)
した。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当