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葛
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かづら
ふりがな文庫
“
葛
(
かづら
)” の例文
この女神は
日蔭
(
ひかげ
)
の
葛
(
かづら
)
を襷にかけ、
正木
(
まさき
)
の
葛
(
かづら
)
の鉢卷をして、笹の葉を手に持ち、足拍子を取りながら扉の前で踊り出すといふ滑稽さであつた。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
軒端に近く、横に細長い窓が高く
開
(
あ
)
いて、
葛
(
かづら
)
の捲きついた竹の格子が半分だけ未完成の形に殘されてある。
桂離宮
(旧字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
ふぢ
葛
(
かづら
)
七
を取りて、一夜の
間
(
ほど
)
に、
衣
(
きぬ
)
、
褌
(
はかま
)
、また
襪
(
したぐつ
)
八
、
沓
(
くつ
)
を織り縫ひ、また弓矢を作りて、その衣褌等を服しめ、その弓矢を取らしめて、その孃子の家に遣りしかば
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
抑
(
そ
)
も
此男
(
このをとこ
)
は
父
(
ちゝ
)
の
死
(
しん
)
だ
後
(
あと
)
、
市街外
(
まちはづ
)
れに
在
(
あ
)
る
小
(
ちひ
)
さな
莊園
(
しやうゑん
)
を
承嗣
(
うけつい
)
だので、
此
(
この
)
莊園
(
しやうゑん
)
こそ
怠惰屋
(
なまけや
)
の
店
(
みせ
)
とも
謂
(
いひ
)
つべく、
其
(
その
)
白
(
しろ
)
い
壁
(
かべ
)
は
年古
(
としふり
)
て
崩
(
くづ
)
れ
落
(
お
)
ち、
蔦
(
つた
)
葛
(
かづら
)
思
(
おも
)
ふがまゝに
這纏
(
はひまと
)
ふた
門
(
もん
)
は
年中
(
ねんぢゆう
)
開
(
あけ
)
つ
放
(
ぱな
)
しで
閉
(
とぢ
)
たことなく
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
葛
(
かづら
)
の
蔓
(
つる
)
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“葛”の意味
《名詞》
(くず)マメ科のつる性の多年草。根を用いて食品の葛粉や漢方薬が作られる。秋の七草の一つ。
(出典:Wiktionary)
“葛(クズ)”の解説
クズ(葛󠄀、学名: Pueraria lobata subsp. lobata)は、マメ科クズ属のつる性の多年草である。日本では、根を用いて食材の葛󠄀粉や漢方薬が作られ、花は万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。
(出典:Wikipedia)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
“葛”を含む語句
葛城
葛藤
葛飾
葛布
葛原
葛野
葛蘿
葛蔓
蔦葛
葛湯
諸葛亮
諸葛
葛城山
葛飾郡
葛葉
蔓葛
葛籠
葛西
諸葛孔明
古葛籠
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