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菓子折
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くわしをり
ふりがな文庫
“
菓子折
(
くわしをり
)” の例文
風呂敷
(
ふろしき
)
が
少
(
すこ
)
し
小
(
ちひ
)
さいので、
四隅
(
よすみ
)
を
對
(
むか
)
ふ
同志
(
どうし
)
繋
(
つな
)
いで、
眞中
(
まんなか
)
にこま
結
(
むす
)
びを
二
(
ふた
)
つ
拵
(
こしら
)
えた。
宗助
(
そうすけ
)
がそれを
提
(
さ
)
げた
所
(
ところ
)
は、
丸
(
まる
)
で
進物
(
しんもつ
)
の
菓子折
(
くわしをり
)
の
樣
(
やう
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
お
糸
(
いと
)
は
縮緬
(
ちりめん
)
の
風呂敷
(
ふろしき
)
につゝんだ
菓子折
(
くわしをり
)
を出した。長吉は
呆気
(
あつけ
)
に取られたさまで
物
(
もの
)
も
云
(
い
)
はずにお
糸
(
いと
)
の
姿
(
すがた
)
を
目戍
(
みまも
)
つてゐる。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
それから
二日
(
ふつか
)
ばかりして、
坂井
(
さかゐ
)
の
名刺
(
めいし
)
を
添
(
そ
)
へた
立派
(
りつぱ
)
な
菓子折
(
くわしをり
)
を
持
(
も
)
つて、
下女
(
げぢよ
)
が
禮
(
れい
)
に
來
(
き
)
たが、
先達
(
せんだつ
)
ては
色々
(
いろ/\
)
御世話
(
おせわ
)
になりまして、
難有
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます、
何
(
いづ
)
れ
主人
(
しゆじん
)
が
自身
(
じしん
)
に
伺
(
うかゞ
)
ふ
筈
(
はず
)
で
御座
(
ござ
)
いますがと
云
(
い
)
ひ
置
(
お
)
いて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其晩
(
そのばん
)
宗助
(
そうすけ
)
は
到來
(
たうらい
)
の
菓子折
(
くわしをり
)
の
葢
(
ふた
)
を
開
(
あ
)
けて、
唐饅頭
(
たうまんぢゆう
)
を
頬張
(
ほゝば
)
りながら
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“菓子折(菓子折り)”の解説
菓子折り(菓子折、かしおり)とは、菓子を外箱(折箱)に収めた物。多くは手土産・進物用として用いられる。
(出典:Wikipedia)
菓
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“菓子”で始まる語句
菓子
菓子屋
菓子鉢
菓子舗
菓子皿
菓子器
菓子位
菓子函
菓子台
菓子家