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うでどけい
ふりがな文庫
“
腕時計
(
うでどけい
)” の例文
藁
(
わら
)
の上の
若
(
わか
)
い農夫はぎょっとしました。そして
急
(
いそ
)
いで自分の
腕時計
(
うでどけい
)
を
調
(
しら
)
べて、それからまるで食い込むように
向
(
むこ
)
うの
怪
(
あや
)
しい時計を見つめました。
耕耘部の時計
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
半之丞はこの金を握るが早いか、
腕時計
(
うでどけい
)
を買ったり、
背広
(
せびろ
)
を
拵
(
こしら
)
えたり、「青ペン」のお
松
(
まつ
)
と「お」の字町へ行ったり、たちまち
豪奢
(
ごうしゃ
)
を
極
(
きわ
)
め出しました。
温泉だより
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
僕
(
ぼく
)
のと、
同
(
おな
)
じようだけど、ちっとちがっているね。」と、
小谷
(
おたに
)
は、
自分
(
じぶん
)
の
腕時計
(
うでどけい
)
と
見
(
み
)
くらべていました。
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「一
時
(
じ
)
十五
分前
(
ふんまへ
)
だ‥‥」と、
私
(
わたし
)
は
覺束
(
おぼつか
)
ない
星明
(
ほしあか
)
りに
腕時計
(
うでどけい
)
をすかして
見
(
み
)
ながら
答
(
こた
)
へた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
かれは、枝を一本おろすごとに、自分の
腕時計
(
うでどけい
)
を見た。最初見たときには、二時間半までには、まだ四十分以上の時間が残されていたので、かれの気持ちには、かなりのゆとりがあった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
▼ もっと見る
赤シャツの農夫はすこしわらってそれを
見送
(
みおく
)
っていましたが、ふと思い出したように右手をあげて自分の
腕時計
(
うでどけい
)
を見ました。そして
不思議
(
ふしぎ
)
そうに
耕耘部の時計
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「あれは、おまえなどの
持
(
も
)
つ
時計
(
とけい
)
ではない。
中学
(
ちゅうがく
)
へ
上
(
あ
)
がるとき、いい
腕時計
(
うでどけい
)
を
買
(
か
)
ってやるから。」
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
朝倉先生は、そこでちょっと
腕時計
(
うでどけい
)
をのぞいたが
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
「そんなにほしいのなら、
買
(
か
)
ってあげます。そのかわり、いい
成績
(
せいせき
)
で
卒業
(
そつぎょう
)
なさいね。」と、お
姉
(
ねえ
)
さんは、
町
(
まち
)
へいって、
正二
(
しょうじ
)
くんに、
学生向
(
がくせいむ
)
きの
腕時計
(
うでどけい
)
を
買
(
か
)
ってくださいました。
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「もう時間だよ。行こう。」カムパネルラが地図と
腕時計
(
うでどけい
)
とをくらべながら云いました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
と、先生は
腕時計
(
うでどけい
)
を見て立ちあがりながら
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
「もう時間だよ。行こう」カムパネルラが地図と
腕時計
(
うでどけい
)
とをくらべながら
言
(
い
)
いました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“腕時計”の解説
腕時計(うでどけい)またはウォッチ(en: watch)は、ベルトによって手首に巻くことで携帯できる時計である。
(出典:Wikipedia)
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
“腕”で始まる語句
腕
腕車
腕白
腕利
腕環
腕組
腕力
腕拱
腕節
腕木