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聞
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きこえ
ふりがな文庫
“
聞
(
きこえ
)” の例文
女文字に至つては当時善書の
聞
(
きこえ
)
があつた。
連綿草
(
れんめんさう
)
を交へた仮名の散らし書の消息数通、細字の文稿二三巻も亦良子刀自の許にある。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
さる年、主家に御家騷動があり、公儀の
聞
(
きこえ
)
を怖れて、無事に濟みましたが、敵味方の主立つた人達は、それ/″\身を退いて浪人いたしました。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
我は未だ汝等の國を過ぎたることなし、されどエウロパ全洲の中苟も人住む處にその
聞
(
きこえ
)
なきことあらんや 一二一—一二三
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
○こゝに
何村
(
なにむら
)
といふ所に家内の上下十人あまりの
農人
(
のうにん
)
あり、
主人
(
あるじ
)
は五十歳ばかり
妻
(
つま
)
は四十にたらず、
世息
(
せがれ
)
は
二十
(
はたち
)
あまり娘は十八と十五也。いづれも
孝子
(
かうし
)
の
聞
(
きこえ
)
ありけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
もすべきに御不運にて
御早世
(
ごさうせい
)
なりしは返す/″\も
殘念
(
ざんねん
)
なりと
獨
(
ひと
)
り
泣悲
(
なきかな
)
しむも
理
(
ことわ
)
りとこそ
聞
(
きこえ
)
けれ扨も八代將軍には或時
御側御用
(
おそばごよう
)
取次に
御尋
(
おんたづ
)
ね有やうは
先年
(
せんねん
)
勢州
(
せいしう
)
山田奉行を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
又若江修理大夫妹年来
学問有志
(
がくもんにこゝろざしあり
)
、
於今天晴
(
いまにおいてあつぱれ
)
宏才之
聞
(
きこえ
)
有之候間、
女御
(
にようご
)
為御稽古参上
可然哉否
(
しかるべきやいなや
)
、於左大将殿
可宜御沙汰
(
よろしかるべきごさた
)
に付
被談由
(
だんぜられしよし
)
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
此事
碩学
(
せきがく
)
の
聞
(
きこえ
)
高
(
たか
)
き
了阿
(
れうあ
)
上人の
話
(
はなし
)
にきゝてかの経を
借得
(
かりえ
)
て
読
(
よみ
)
しが、これぞ夜光の玉の
親
(
おや
)
玉なるべき。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此事
碩学
(
せきがく
)
の
聞
(
きこえ
)
高
(
たか
)
き
了阿
(
れうあ
)
上人の
話
(
はなし
)
にきゝてかの経を
借得
(
かりえ
)
て
読
(
よみ
)
しが、これぞ夜光の玉の
親
(
おや
)
玉なるべき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
余
(
よ
)
先年俗にいふ
大和
(
やまと
)
めぐりしたるをり、半月あまり京にあそび、
旧友
(
きういう
)
の画家
春琴子
(
しゆんきんし
)
に
就
(
つい
)
て
諸名家
(
しよめいか
)
をたづねし時、
鴻儒
(
かうじゆ
)
の
聞
(
きこえ
)
高き
頼
(
らい
)
先生(名襄、字子成、山陽と号、通称頼徳太郎)へも
訪
(
とむら
)
ひ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
余
(
よ
)
先年俗にいふ
大和
(
やまと
)
めぐりしたるをり、半月あまり京にあそび、
旧友
(
きういう
)
の画家
春琴子
(
しゆんきんし
)
に
就
(
つい
)
て
諸名家
(
しよめいか
)
をたづねし時、
鴻儒
(
かうじゆ
)
の
聞
(
きこえ
)
高き
頼
(
らい
)
先生(名襄、字子成、山陽と号、通称頼徳太郎)へも
訪
(
とむら
)
ひ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“聞”を含む語句
外聞
御聞
見聞
聞分
聞人
申聞
新聞
風聞
聞取
聞済
名聞
聴聞
聞説
醜聞
聞合
新聞記者
伝聞
聞流
聞違
傍聞
...