トップ
>
而
>
そし
ふりがな文庫
“
而
(
そし
)” の例文
而
(
そし
)
て又「緑林黒白」によれば、彼九郎右衛門は賊では無くて、誠に熟練した忍術家であり、豊臣秀吉に重用された所の、細作、即ち隠密だそうである。
赤格子九郎右衛門
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
而
(
そし
)
て小田夫妻は極めて平穏に、平和に暮して居るように見えました。ただ道子が
不相変
(
あいかわらず
)
若い男達と交際して居た事は、或る人達の眉を
顰
(
ひそ
)
めさせて居たのです。
彼が殺したか
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
癲癇病とは何の事一
體
(
たい
)
何處から聞て來た
而
(
そし
)
て
和主
(
てまへ
)
は何處の者だサア云聞んと老婆の
憤激
(
ふんげき
)
和吉は
苦
(
くるし
)
き
息
(
いき
)
を
吐
(
つ
)
き
然
(
さう
)
被仰
(
おつしやら
)
れては一言も御座りませねば申し升が何卒此手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
而
(
そし
)
て変な
笑
(
わら
)
ひ
様
(
やう
)
をした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
而
(
そし
)
て
頭
(
あたま
)
が
重
(
おも
)
い。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
▼ もっと見る
押鎭
(
おししづ
)
め誰かと思へば
大家
(
おほや
)
さん
大層
(
たいそう
)
御機嫌で御座りますねヘイヤ
澤山
(
たんと
)
もやらねど今
其所
(
そこ
)
で
一寸
(
ちよつと
)
一杯やつたばかりさ夫は
然
(
さう
)
とお光さん今日
新版
(
しんぱん
)
の本が
出來
(
でき
)
て未だ
封切
(
ふうきり
)
もしないのが澤山あるが日が
暮
(
くれ
)
たら
迫
(
せめ
)
て
畫
(
ゑ
)
だけも見にお出
而
(
そし
)
て今夜は
母親
(
おふくろ
)
は大師河原の親類へ泊り
掛
(
がけ
)
にと行て留守
内
(
うち
)
には
吾儕
(
わたし
)
一人限
(
ひとりぎり
)
ゆゑ必ずお出の色目
遣
(
づか
)
ひお光は
恨
(
うらみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“而(而部)”の解説
而部
は、頬髭を意味する漢字の部首。
康熙字典214部首では126番目に置かれる(6画の9番目、未集の9番目)。
(出典:Wikipedia)
而
漢検準1級
部首:⽽
6画
“而”を含む語句
似而非
依而
形而上
形而上学
以而
追而書
従而
而已
兼而
別而
先達而
辛而
形而
似而非者
形而上的
却而
追而
然而
決而
似而
...