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私
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ワタシ
ふりがな文庫
“
私
(
ワタシ
)” の例文
「まだそんなことを言ふ。それ程必要な本があれば図書館に行かなくつたつて、
私
(
ワタシ
)
が買つてやると言つてるぢやあないか。」
その頃の生活
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
「マア、イケマセンネエ。ソレハソウト、アナタハ赤イ洋服ガチツトモ似合ヒマセンネ。アレヲ
私
(
ワタシ
)
ニカシテ下サイ。アナタニハ私ノ洋服ヲカシテカゲマセウ。」
アヒルサン ト オネコサン
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
カツテ
私
(
ワタシ
)
ハ、
愛
(
アイ
)
ノ
哲人
(
テツジン
)
、ヘエゲルノ
子
(
コ
)
デアッタ。
哲学
(
テツガク
)
ハ、
知
(
チ
)
ヘノ
愛
(
アイ
)
デハナクテ、
真実
(
シンジツ
)
ノ
知
(
チ
)
トシテ
成立
(
セイリツ
)
セシムベキ
様
(
サマ
)
ノ
体系知
(
タイケイチ
)
デアル、ヘエゲル
先生
(
センセイ
)
ノコノ
言葉
(
コトバ
)
、
一学兄
(
イチガッケイ
)
ニ
教
(
オシ
)
エラレタ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「それぢやあない、
私
(
ワタシ
)
は学校以外には一切出すまいかとさへ思つてゐる。昨晩もお母さんと話したんだが。」
その頃の生活
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
「カヘルサン、
私
(
ワタシ
)
ノ足ニ綱ヲツケテ上ヘヒツパリアゲテ下サイ。スグトツテキテオアゲシマスカラ。」
カヘルサント、コホロギサン
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
▼ もっと見る
ケサ、
六時
(
ロクジ
)
、
林房雄氏
(
ハヤシフサオシ
)
ノ
一文
(
イチブン
)
、
読
(
ヨ
)
ンデ、
私
(
ワタシ
)
カカナケレバナルマイト
存
(
ゾン
)
ジマシタ。
多少
(
タショウ
)
ノ
悲痛
(
ヒツウ
)
ト、
決断
(
ケツダン
)
、カノ
小論
(
ショウロン
)
ノ
行間
(
ギョウカン
)
ヲ
洗
(
アラ
)
イ
流
(
ナガ
)
レテ
清潔
(
セイケツ
)
ニ
存
(
ゾン
)
ジマシタ。
文壇
(
ブンダン
)
、コノ四、五
年
(
ネン
)
ナカッタコトダ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「今朝もMのおつ父さんに会つたがね、あれはお前が入学当時の成績のことを思つて、あなたのお子さんはよくお出来でつて挨拶をしたが
私
(
ワタシ
)
は冷汗が出た。」
その頃の生活
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
ソレヲ
私
(
ワタシ
)
ハ持ツテヰマス。ミタイカタハ、
私
(
ワタシ
)
ノ
家
(
ウチ
)
ヘ遊ビニオイデナサイ。
カヘルサント、コホロギサン
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
スベテノ
言
(
ゲン
)
、
正
(
タダ
)
シク、スベテノ
言
(
ゲン
)
、
嘘
(
ウソ
)
デアル。
所詮
(
ショセン
)
ハ
筏
(
イカダ
)
ノ
上
(
ウエ
)
ノ
組
(
ク
)
ンヅホツレツデアル、ヨロメキ、ヨロメキ、
君
(
キミ
)
モ、
私
(
ワタシ
)
モ、ソレカラ、マタ、
林氏
(
ハヤシシ
)
、
寝
(
ネ
)
ル
間
(
マ
)
モ
烈
(
ハゲ
)
シク
一様
(
イチヨウ
)
ニ
押
(
オ
)
シ
流
(
ナガ
)
サレテ
居
(
オ
)
ルヨウダ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「オネコサン、
私
(
ワタシ
)
ハカゼヲヒイテ、
真白
(
マツシロ
)
ナキモノヲキテネテヰマス。」
アヒルサン ト オネコサン
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
「オ母サン、
私
(
ワタシ
)
、コンナ洋服大キラヒ。キマセン。」
アヒルサン ト オネコサン
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
“私”の意味
《人称代名詞》
(わたし、わたくし)一人称。
(出典:Wiktionary)
“私”の解説
私(し、わたくし)は、仕事場などの社会的集団の中における人間の属性と対比して、一個人としての属性を示すときに用いられる言葉である。
この意味における反対語は公(こう、おおやけ)である。例えば、「私用」は仕事に関係のない行動や物品を指し、「公用」はもっぱら仕事上の行動や仕事に用いる物品を指す。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
“私”を含む語句
私等
私語
私達
私通
私生児
私共
私宅
私室
私娼
私部
私刑
私窩子
歇私的里
私娼窟
私曲
私家
私怨
私事
私淑
私方
...