トップ
>
私曲
ふりがな文庫
“私曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しきょく
40.0%
わたくし
40.0%
しきよく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しきょく
(逆引き)
行司はたといいかなる時にも、
私曲
(
しきょく
)
を
抛
(
なげう
)
たねばなりませぬ。一たび
二人
(
ふたり
)
の
竹刀
(
しない
)
の
間
(
あいだ
)
へ、
扇
(
おうぎ
)
を持って立った上は、天道に従わねばなりませぬ。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私曲(しきょく)の例文をもっと
(2作品)
見る
わたくし
(逆引き)
お
神楽
(
かぐら
)
だけのことはありしも
気味
(
きび
)
よし、それよりは江戸で一二といわるる大寺の脆く倒れたも仔細こそあれ、実は
檀徒
(
だんと
)
から多分の寄附金集めながら役僧の
私曲
(
わたくし
)
、受負師の手品
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
私曲(わたくし)の例文をもっと
(2作品)
見る
しきよく
(逆引き)
大塩平八郎は
天満与力町
(
てんまよりきまち
)
を西へ進みながら、平生
私曲
(
しきよく
)
のあるやうに思つた与力の家々に大筒を打ち込ませて、
夫婦町
(
めうとまち
)
の
四辻
(
よつつじ
)
から
綿屋町
(
わたやまち
)
を南へ折れた。それから天満宮の
側
(
そば
)
を通つて、天神橋に掛かつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
私曲(しきよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“私曲”の意味
《名詞》
自己の利益を図るため不正を行うこと。
(出典:Wiktionary)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“私”で始まる語句
私
私語
私共
私等
私達
私怨
私事
私刑
私窩子
私淑
“私曲”のふりがなが多い著者
幸田露伴
森鴎外
山本周五郎
芥川竜之介