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直切
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ねぎ
ふりがな文庫
“
直切
(
ねぎ
)” の例文
何
(
なん
)
の
商人
(
あきうど
)
の
女房
(
にようばう
)
が
店
(
みせ
)
から
車
(
くるま
)
に
乘出
(
のりだ
)
すは
榮耀
(
えいえう
)
の
沙汰
(
さた
)
で
御座
(
ござ
)
ります、
其處
(
そこ
)
らの
角
(
かど
)
から
能
(
よ
)
いほどに
直切
(
ねぎ
)
つて
乘
(
の
)
つて
參
(
まゐ
)
りましよ、これでも
勘定
(
かんぢやう
)
は
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
ますに、と
可愛
(
かあい
)
らしい
聲
(
こゑ
)
にて
笑
(
わら
)
へば
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
沢山
(
たんと
)
直切
(
ねぎ
)
らつしやれば
可
(
よ
)
かつけな。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
五本ついたを三錢ならばと
直切
(
ねぎ
)
つて行く、世はぬば玉の闇の儲はこのほかにも有るべし、信如は斯かる事どもいかにも心ぐるしく、よし檀家の耳には入らずとも近邊の人々が思わく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
五本ついたを三銭ならばと
直切
(
ねぎ
)
つて
行
(
ゆ
)
く、世はぬば玉の
闇
(
やみ
)
の
儲
(
もうけ
)
はこのほかにも有るべし、信如はかかる事どもいかにも心ぐるしく、よし檀家の耳には入らずとも近辺の人々が思わく
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
五
本
(
ほん
)
ついたを三
錢
(
せん
)
ならばと
直切
(
ねぎ
)
つて
行
(
ゆ
)
く、
世
(
よ
)
はぬば
玉
(
たま
)
の
闇
(
やみ
)
の
儲
(
もうけ
)
はこのほかにも
有
(
あ
)
るべし、
信如
(
しんによ
)
は
斯
(
か
)
かる
事
(
こと
)
どもいかにも
心
(
こゝろ
)
ぐるしく、よし
檀家
(
だんか
)
の
耳
(
みゝ
)
には
入
(
い
)
らずとも
近邊
(
きんぺん
)
の
人々
(
/″\
)
が
思
(
おも
)
はく
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“直”で始まる語句
直
直接
直々
直衣
直様
直垂
直截
直参
直義
直段