“直切(ねぎ)” の例文
何(なん)の商人(あきうど)の女房(にようばう)が店(みせ)から車(くるま)に乘出(のりだ)すは榮耀(えいえう)の沙汰(さた)で御座(ござ)ります、其處(そこ)らの角(かど)から能(よ)いほどに直切(ねぎ)つて乘(の)つて參(まゐ)りましよ、これでも勘定(かんぢやう)は知(し)つて居(ゐ)ますに、と可愛(かあい)らしい聲(こゑ)にて笑(わら)へば
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
沢山(たんと)直切(ねぎ)らつしやれば可(よ)かつけな。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
五本ついたを三錢ならばと直切(ねぎ)つて行く、世はぬば玉の闇の儲はこのほかにも有るべし、信如は斯かる事どもいかにも心ぐるしく、よし檀家の耳には入らずとも近邊の人々が思わく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
五本ついたを三銭ならばと直切(ねぎ)つて行(ゆ)く、世はぬば玉の闇(やみ)の儲(もうけ)はこのほかにも有るべし、信如はかかる事どもいかにも心ぐるしく、よし檀家の耳には入らずとも近辺の人々が思わく
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
五本(ほん)ついたを三錢(せん)ならばと直切(ねぎ)つて行(ゆ)く、世(よ)はぬば玉(たま)の闇(やみ)の儲(もうけ)はこのほかにも有(あ)るべし、信如(しんによ)は斯(か)かる事(こと)どもいかにも心(こゝろ)ぐるしく、よし檀家(だんか)の耳(みゝ)には入(い)らずとも近邊(きんぺん)の人々(/″\)が思(おも)はく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)