“業務”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げふむ20.0%
ぎやうむ20.0%
ぎょうむ20.0%
なりはひ20.0%
ビジネス20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くして翌朝よくあさ起出おきいでたときには、のう爽快さうくわいなることぬぐへるかゞみごとく、みがけるたまごとく、腦漿のうしやう透明たうめいであるかのやうかんじるので、きはめて愉快ゆくわい其日そのひ業務げふむれるのである。
くちでは意志ゐし自由じゆうだとか、個人こじん權威けんゐだとか立派りつぱなことは云ツてゐるものゝ、生活せいくわつめにはこゝろにもない業務ぎやうむを取ツたり、げなくても可い頭も下げなければならない。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
西田は細君さいくんに対し、外手そとで町に家のあったこと、本所ほんじょしてからの業務ぎょうむ方法ほうほう、そのほかここの家賃やちんのとどこおりまで弁済べんさいしてあげるということまで話して、細君をなぐさめた。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
君が業務なりはひいそがしからむ然れども張りつむる心をまもり居らむか
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
「わし等の中から政治家を出してますからわし等のよくなる方法はそいつ等が業務ビジネスとして考へてくれてゐる筈ですよ。」
英国メーデーの記 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)