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東京驛
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とうきやうえき
ふりがな文庫
“
東京驛
(
とうきやうえき
)” の例文
新字:
東京駅
東京驛
(
とうきやうえき
)
を
一番
(
いちばん
)
で
立
(
た
)
てば、
無理
(
むり
)
にも
右樣
(
みぎやう
)
の
計略
(
けいりやく
)
の
行
(
おこな
)
はれない
事
(
こと
)
もなささうだが、
籠城
(
ろうじやう
)
難儀
(
なんぎ
)
に
及
(
およ
)
んだ
處
(
ところ
)
で、
夜討
(
ようち
)
は
眞似
(
まね
)
ても、
朝
(
あさ
)
がけの
出來
(
でき
)
ない
愚將
(
ぐしやう
)
である。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
碎
(
くだ
)
いて
言
(
い
)
へば、
夜逃
(
よにげ
)
は
得手
(
えて
)
でも、
朝旅
(
あさたび
)
の
出來
(
でき
)
ない
野郎
(
やらう
)
である。あけ
方
(
がた
)
の
三時
(
さんじ
)
に
起
(
お
)
きて、たきたての
御飯
(
ごはん
)
を
掻込
(
かつこ
)
んで、
四時
(
よじ
)
に
東京驛
(
とうきやうえき
)
などとは
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らない。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
七日前
(
なぬかぜん
)
に
東京驛
(
とうきやうえき
)
から
箱根越
(
はこねごし
)
の
東海道
(
とうかいだう
)
。——
分
(
わか
)
つた/\——
逗留
(
とうりう
)
した
大阪
(
おほさか
)
を、
今日
(
けふ
)
午頃
(
ひるごろ
)
に
立
(
た
)
つて、あゝ、
祖母
(
おばあ
)
さんの
懷
(
ふところ
)
で
昔話
(
むかしばなし
)
に
聞
(
き
)
いた、
栗
(
くり
)
がもの
言
(
い
)
ふ、たんばの
國
(
くに
)
。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
後日
(
ごじつ
)
、
東京驛
(
とうきやうえき
)
へ
歸
(
かへ
)
つた
時
(
とき
)
、
居合
(
ゐあ
)
はせた
赤帽君
(
あかばうくん
)
に、その二十四——のを
聞
(
き
)
くと、
丁
(
ちやう
)
ど
非番
(
ひばん
)
で
休
(
やす
)
みだと
云
(
い
)
ふ。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
驛
部首:⾺
23画
“東京”で始まる語句
東京
東京行
東京見物
東京府下
東京附近
東京帝國大學
東京湾
東京表
東京子
東京府