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未開
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みかい
ふりがな文庫
“
未開
(
みかい
)” の例文
遺跡
(
ゐせき
)
を
實踐
(
じつせん
)
して考ふるも、之を
現存
(
げんそん
)
未開
(
みかい
)
人民の所業に徴するも、貝塚に於ける
穿鑿
(
せんさく
)
が
食物原料調査
(
しよくもつげんれうてうさ
)
に益有る事、實に明々白々なり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
未開
(
みかい
)
な
温泉宿
(
おんせんやど
)
では、
夜
(
よる
)
は
谷川
(
たにがわ
)
の
音
(
おと
)
が
聞
(
き
)
こえて
静
(
しず
)
かだった。
行燈
(
あんどん
)
の
下
(
した
)
で、
毛
(
け
)
ずねを
出
(
だ
)
して、
男
(
おとこ
)
どもが、あぐらを
組
(
く
)
んで、
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて
将棋
(
しょうぎ
)
をさしていた。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
此地震史上
(
このぢしんしじよう
)
の
大事件
(
だいじけん
)
の
舞臺
(
ぶたい
)
が
未開
(
みかい
)
の
土地
(
とち
)
であるだけに、
記事
(
きじ
)
に
確信
(
かくしん
)
を
置
(
お
)
くわけにも
行
(
ゆ
)
かないが
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
往々
身体
(
しんたい
)
の健康を
傷
(
そこな
)
いて失敗するものあり、いわんや海の内外土地の
開
(
かい
)
未開
(
みかい
)
を問わず、その故郷を離れて遠く移住せんと欲するもの、もしくは大に業を海外に営まんと欲するものの如きは
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
未開
(
みかい
)
な
小
(
ちい
)
さな
村
(
むら
)
がありました。
町
(
まち
)
へいくには、
山
(
やま
)
のすそ
野
(
の
)
を
通
(
とお
)
らなければなりませんでした。その
間
(
あいだ
)
はかなり
遠
(
とお
)
く三
里
(
り
)
もありまして、その
間
(
あいだ
)
には、一
軒
(
けん
)
の
人家
(
じんか
)
すらなかったのであります。
おおかみと人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
土噐
(
どき
)
の形状
紋樣
(
もんよう
)
に至つては
多言
(
たげん
)
を要せず、
實物
(
じつぶつ
)
を見たる人は
更
(
さら
)
なり、第七回の
挿圖
(
さしづ
)
のみを見たる人も、
未開
(
みかい
)
の人民が如何にして
斯
(
か
)
く迄に
美事
(
みごと
)
なるものを作り出せしかと
意外
(
いぐわい
)
の感を
抱
(
いだ
)
くならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
“未開”の意味
《名詞・形容動詞》
文明・文化がまだ開けていないこと。
土地がまだ開拓されていないこと。
ある分野がまだ開拓されていないこと。
花がまだ咲いていないこと。
(出典:Wiktionary)
未
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
“未開”で始まる語句
未開人民
未開社會
未開国
未開土
未開紅
未開放地
未開民史
未開民誌
未開人民中
未開人民史