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わがな
ふりがな文庫
“
我名
(
わがな
)” の例文
カピューレットどの、
予
(
わし
)
は
今
(
いま
)
カピューレットといふ
其
(
その
)
名前
(
なまへ
)
を
我名
(
わがな
)
も
同樣
(
どうやう
)
に
大切
(
たいせつ
)
に
思
(
おも
)
うてゐる、まゝ、
堪忍
(
かんにん
)
さっしゃれ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
諸侯方
(
しよこうがた
)
まで
御出
(
おいで
)
になり、わづかのうちに
新梅屋敷
(
しんうめやしき
)
の名、
江都中
(
えどぢう
)
に知られ、
夫
(
それ
)
のみならず
先生々々
(
せんせい/\
)
の
立
(
たて
)
こがしに、
七草考
(
なゝくさかう
)
の
都鳥考
(
みやこどりかう
)
のと人に作らせて、
我名
(
わがな
)
にて出版せしゆゑ
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
落人
(
おちうど
)
の
其
(
それ
)
ならで、そよと鳴る風鈴も、人は昼寝の夢にさへ、
我名
(
わがな
)
を呼んで、讃美し、歎賞する、微妙なる音響、と聞えて、其の
都度
(
つど
)
、ハツと隠れ忍んで、
微笑
(
ほほえ
)
み/\通ると思へ。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それのみにても
我
(
わ
)
れは
生涯
(
しやうがい
)
大事
(
だいじ
)
にかけねばなるまじき
人
(
ひと
)
に
不足
(
ふそく
)
らしき
素振
(
そぶり
)
のありしか、
我
(
わ
)
れは
知
(
し
)
らねど
然
(
さ
)
もあらば
何
(
なん
)
とせん、
果敢
(
はか
)
なき
樓閣
(
ろうかく
)
を
空中
(
くうちゆう
)
に
描
(
ゑが
)
く
時
(
とき
)
、うるさしや
我名
(
わがな
)
の
呼聲
(
よびごゑ
)
、
袖
(
そで
)
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
現に今日はコロクと鳴く
鴉
(
からす
)
も少なく、カケロとうたう鶏などは探してもいないのである。都の時鳥もヘドトギスの狂歌の出来た頃までは、まだ南九州の
如
(
ごと
)
く克明に
我名
(
わがな
)
を啼いていたかも知らぬ。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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大空
(
おおぞら
)
に
我名
(
わがな
)
をしるし
留
(
とど
)
めむものと
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
聞
(
き
)
けば
熱
(
ねつ
)
つよき
時
(
とき
)
はたえず
我名
(
わがな
)
を
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“我”で始まる語句
我
我儘
我慢
我家
我邦
我々
我身
我等
我輩
我執