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わがな
ふりがな文庫
“わがな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
我名
87.5%
吾名
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我名
(逆引き)
落人
(
おちうど
)
の
其
(
それ
)
ならで、そよと鳴る風鈴も、人は昼寝の夢にさへ、
我名
(
わがな
)
を呼んで、讃美し、歎賞する、微妙なる音響、と聞えて、其の
都度
(
つど
)
、ハツと隠れ忍んで、
微笑
(
ほほえ
)
み/\通ると思へ。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それのみにても
我
(
わ
)
れは
生涯
(
しやうがい
)
大事
(
だいじ
)
にかけねばなるまじき
人
(
ひと
)
に
不足
(
ふそく
)
らしき
素振
(
そぶり
)
のありしか、
我
(
わ
)
れは
知
(
し
)
らねど
然
(
さ
)
もあらば
何
(
なん
)
とせん、
果敢
(
はか
)
なき
樓閣
(
ろうかく
)
を
空中
(
くうちゆう
)
に
描
(
ゑが
)
く
時
(
とき
)
、うるさしや
我名
(
わがな
)
の
呼聲
(
よびごゑ
)
、
袖
(
そで
)
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
わがな(我名)の例文をもっと
(7作品)
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吾名
(逆引き)
当時は手早く女は男の公債証書を
吾名
(
わがな
)
にして取り
置
(
おき
)
、男は女の親を
人質
(
ひとじち
)
にして
僕使
(
めしつか
)
うよし。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
わがな(吾名)の例文をもっと
(1作品)
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