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成佛
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じやうぶつ
ふりがな文庫
“
成佛
(
じやうぶつ
)” の例文
新字:
成仏
見性
(
けんしやう
)
した
日
(
ひ
)
に、
嬉
(
うれ
)
しさの
餘
(
あま
)
り、
裏
(
うら
)
の
山
(
やま
)
へ
馳
(
か
)
け
上
(
あが
)
つて、
草木
(
さうもく
)
國土
(
こくど
)
悉皆
(
しつかい
)
成佛
(
じやうぶつ
)
と
大
(
おほ
)
きな
聲
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
して
叫
(
さけ
)
んだ。さうして
遂
(
つひ
)
に
頭
(
あたま
)
を
剃
(
そ
)
つてしまつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
鷹
(
たか
)
の羽は少し蟲喰ひになつて居るが、こいつは間違ひもなく眞矢ですぜ。まともに喉笛に突つ立つと、大の男が手もなく
成佛
(
じやうぶつ
)
だ
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
殺す
時機
(
じき
)
因果
(
いんぐわ
)
づくだが
斷念
(
あきら
)
めて
成佛
(
じやうぶつ
)
しやれお安殿と又切付れば手を合せ
何
(
どう
)
でも私を殺すのか二人の娘に
逢
(
あふ
)
までは
死
(
しに
)
とも
無
(
ない
)
ぞや/\と刄に
縋
(
すが
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お前はお前で、夫のために身を捨てたと思ふて、
成佛
(
じやうぶつ
)
するだらう。が、殘された俺は、何うするのぢや。最愛の妻は、奪はれ、人生は荒野のやうに寂しくなるのぢや。俺は、何處で救はれるのぢや。
袈裟の良人
(旧字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
生きてゐる人々が遺言を守つてくれないので、お墓の中で
成佛
(
じやうぶつ
)
出來ないでゐる死んだ人が僞善者を罰し、
虐
(
しひた
)
げられた者に代つて、復讐する爲めに、再びこの世にやつて來ると云ふ話を思ひ出してゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
放
(
はな
)
れ
成佛
(
じやうぶつ
)
得度
(
とくど
)
なすとも
云
(
いふ
)
何樣
(
なにさま
)
善惡
(
ぜんあく
)
相半
(
あひなかば
)
すべし偖も源八は彼の與八に暇の
出
(
いで
)
たるは我故なり今は
云寄
(
いひよる
)
手蔓
(
てづる
)
もなく成りしかば通仙夫婦の者に
遺恨
(
ゐこん
)
を
晴
(
はら
)
さばやと思ひて
竊
(
ひそか
)
に
鹿
(
しか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
佛
部首:⼈
7画
“成”で始まる語句
成
成程
成就
成行
成敗
成人
成仏
成長
成立
成功