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岡田
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おかだ
ふりがな文庫
“
岡田
(
おかだ
)” の例文
岡田
(
おかだ
)
は、そう
答
(
こた
)
えて、
自分
(
じぶん
)
もそこの
地上
(
ちじょう
)
に
咲
(
さ
)
いている
花
(
はな
)
に
目
(
め
)
をとめました。すると、どこかで、
細々
(
ほそぼそ
)
と
虫
(
むし
)
の
鳴
(
な
)
く
声
(
こえ
)
がしたのです。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
梅田
(
うめだ
)
の
停車場
(
ステーション
)
を
下
(
お
)
りるや
否
(
いな
)
や自分は母からいいつけられた通り、すぐ
俥
(
くるま
)
を
雇
(
やと
)
って
岡田
(
おかだ
)
の家に
馳
(
か
)
けさせた。岡田は母方の遠縁に当る男であった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕は、
岡田
(
おかだ
)
君のあとについて、自分の番が来るのを待っていた。もう明るくなったガラス戸の外には、霜よけの
藁
(
わら
)
を着た
芭蕉
(
ばしょう
)
が、何本も軒近くならんでいる。
葬儀記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
日本人のものでは
長岡
(
ながおか
)
博士の「田園
銷夏
(
しょうか
)
漫録」とか
岡田
(
おかだ
)
博士の「測候
瑣談
(
さだん
)
」とか、
藤原
(
ふじわら
)
博士の「雲をつかむ話」や「気象と人生」や、最近に現われた
大河内
(
おおこうち
)
博士の「
陶片
(
とうへん
)
」とか
科学と文学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「こちらは私の友人の
岡田
(
おかだ
)
君です」
真珠塔の秘密
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
▼ もっと見る
二人
(
ふたり
)
の
少年
(
しょうねん
)
は、すすきの
蔭
(
かげ
)
から、
顔
(
かお
)
を
出
(
だ
)
して
往来
(
おうらい
)
の
方
(
ほう
)
をながめていました。
同
(
おな
)
じ
組
(
くみ
)
の
岡田
(
おかだ
)
が、ぞうり
袋
(
ぶくろ
)
をぶらさげながら、
帰
(
かえ
)
っていきました。
子供どうし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二人
(
ふたり
)
は、
息
(
いき
)
を
切
(
き
)
らして、
往来
(
おうらい
)
を
走
(
はし
)
りました。
前方
(
ぜんぽう
)
に
岡田
(
おかだ
)
が
歩
(
ある
)
いています。
岡田
(
おかだ
)
のそばを
走
(
はし
)
りすぎるとき、
清吉
(
せいきち
)
は、
自分
(
じぶん
)
のかばんを
投
(
ほう
)
り
出
(
だ
)
して
子供どうし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かばんを
頼
(
たの
)
まれた
岡田
(
おかだ
)
は、どうしたんだろうと
思
(
おも
)
って、
振
(
ふ
)
り
向
(
む
)
くと、
女
(
おんな
)
の
子
(
こ
)
が、
二人
(
ふたり
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
ってきました。
子供どうし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
小西
(
こにし
)
は、うなずきました。
岡田
(
おかだ
)
は、
言葉
(
ことば
)
をつづけて
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
岡
常用漢字
小4
部首:⼭
8画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“岡田”で始まる語句
岡田八千代
岡田磯吉
岡田上等兵
岡田宮
岡田村
岡田螺
岡田郡
岡田三郎
岡田井蔵
岡田啓介