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しよく
ふりがな文庫
“
属
(
しよく
)” の例文
旧字:
屬
○
神異記
(
しんいき
)
○
洞冥記
(
とうめいき
)
にも
夜光珠
(
やくわうしゆ
)
の㕝見えたれども
孟浪
(
うきたること
)
に
属
(
しよく
)
す。
古今注
(
ここんちゆう
)
にはすぐれて大なる
鯨
(
くぢら
)
の
眼
(
め
)
は夜光珠を
為
(
なす
)
といへり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
薩州出身で未来の海軍大臣とまで
望
(
のぞみ
)
を
属
(
しよく
)
されて居る松島だから、梅子別段不足もあるまいぢや無いか——モー九時過ぎた、是りや梅子飛んだ勉強の邪魔した
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
Elias
(
エリアス
)
Metschnikaff
(
メチユニコツフ
)
の楽天哲学が、未来に
属
(
しよく
)
してゐる希望のやうに、人間の命をずつと延べることも、或は出来ないには限らないと思ふ。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
翁未だ壮年の勇気を
喪
(
うしな
)
はざれど、生年限りあれば、かねて存命に石碑を建つるの志あり、我が来るを待ちて文を
属
(
しよく
)
せしめんとの意を
陳
(
のべ
)
ければ、我は快よく之を諾しぬ
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
村の人の幾らか好くなつたらうと望を
属
(
しよく
)
して居たのにも
拘
(
かゝは
)
らず、相変らず
無頼
(
ぶらい
)
で、
放蕩
(
はうたう
)
で後悔を為るどころか一層大胆に悪事を行つて、殆ど傍若無人といふ有様であつた。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
▼ もっと見る
○
神異記
(
しんいき
)
○
洞冥記
(
とうめいき
)
にも
夜光珠
(
やくわうしゆ
)
の㕝見えたれども
孟浪
(
うきたること
)
に
属
(
しよく
)
す。
古今注
(
ここんちゆう
)
にはすぐれて大なる
鯨
(
くぢら
)
の
眼
(
め
)
は夜光珠を
為
(
なす
)
といへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
初め手に取つたときから、何かぢやらぢやらいふものが這入つてゐて重いといふこと
丈
(
だけ
)
は分かつてゐた。八は何か分からないながらも、これに望を
属
(
しよく
)
してゐたのである。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
是
(
こ
)
は
天然
(
てんねん
)
に
阴阳
(
いんやう
)
の
気運
(
きうん
)
に
属
(
しよく
)
する所ならんか。
件
(
くだん
)
の
如
(
ごと
)
く雪中に糸となし、雪中に
織
(
お
)
り、雪水に
洒
(
そゝ
)
ぎ、雪上に
曬
(
さら
)
す。雪ありて
縮
(
ちゞみ
)
あり、されば越後縮は雪と人と
気力
(
きりよく
)
相半
(
あひなかば
)
して
名産
(
めいさん
)
の名あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
唐土
(
もろこし
)
と日本とをおつからめて火井の
最
(
さい
)
第一といふべし、是を見たる事越遊の一
奇観
(
きくわん
)
なり。唐土に火井の
在
(
あ
)
る所北の
蜀地
(
しよくち
)
に
属
(
しよく
)
す、日の本の火井も北の越後に在り、
自然
(
しぜん
)
の
地勢
(
ちせい
)
によるやらん。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
唐土
(
もろこし
)
と日本とをおつからめて火井の
最
(
さい
)
第一といふべし、是を見たる事越遊の一
奇観
(
きくわん
)
なり。唐土に火井の
在
(
あ
)
る所北の
蜀地
(
しよくち
)
に
属
(
しよく
)
す、日の本の火井も北の越後に在り、
自然
(
しぜん
)
の
地勢
(
ちせい
)
によるやらん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
属
常用漢字
小5
部首:⼫
12画
“属”を含む語句
附属
金属
属饜
眷属
隷属
属官
属目
属性
権大属
少属
御眷属
妻子眷属
金属音
属輩
金属片
属吏
直属
肝属
金属球
猫属
...