“寄(よる)” の例文
増(まし)種々(いろ/\)に手を變(かへ)云(いひ)寄(よる)ゆゑ夫(をつと)喜八と申者在(ある)中(うち)は御心に從ひては女の道立(たち)申さずと一寸(すん)遁(のが)れに云拔(いひぬけ)けるを或時粂之進茶(ちや)を汲(くま)せ持來(もちきた)る其手を捕(と)らへ是程までに其方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はじめ宗房(むねふさ)といへり、季吟翁の句集(くしふ)のものにも宗房とあり。延宝(えんはう)のすゑはじめて江戸に来り杉風(さんふう)が家に寄(よる)、(小田原町鯉屋藤左ヱ門)剃髪(ていはつ)して素宣(そせん)といへり、桃青(たうせい)は后(のち)の名なり。
秋近き心の寄(よる)や四畳半
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
持て私が取に來(く)る然(しか)し事に寄(よる)と來(こら)れぬ時は御前(まへ)の内へ直樣(すぐさま)取に遣(やる)から一寸請取を書(かい)て下(くだ)さいと云ふにぞ道具屋は書付(かきつけ)を認(したゝ)め判迄(はんまで)捺(おし)て出しければ直八手に取揚(とりあげ)て讀(よみ)けるに
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はじめ宗房(むねふさ)といへり、季吟翁の句集(くしふ)のものにも宗房とあり。延宝(えんはう)のすゑはじめて江戸に来り杉風(さんふう)が家に寄(よる)、(小田原町鯉屋藤左ヱ門)剃髪(ていはつ)して素宣(そせん)といへり、桃青(たうせい)は后(のち)の名なり。
一旦中山樣御白洲(しらす)にて御裁許濟(ごさいきよずみ)に成りし事なれば次第に寄(よる)と訴状を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)