奧山おくやま)” の例文
新字:奥山
あれはきつね松明たいまつるのだともひましたし、奧山おくやまくさつてひかるのをきつねくちにくはへてるのだともひました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
なほ人智じんちがいよ/\發達はつたつ人口じんこうがどん/\すにつれて、最後さいごには奧山おくやままでもつて家屋かおく橋梁きようりよう器具きぐ機械きかい汽車きしや電車でんしや鐵道てつどう枕木まくらぎ電信でんしん電話でんわはしらといふように
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
有爲うゐ奧山おくやまみちけはし。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
金のこなふる奧山おくやま
和讃類纂 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
とうさんはこのきな老人らうじんから、はたけよりあらはれたたぬきむじなはなしやましたきじはなし、それから奧山おくやまはうむといふおそろしいおほかみ山犬やまいぬはなしなぞをきましたが、そのうちにねむくなつて
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
六 奧山おくやまえる
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)