“おくやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オクヤマ
語句割合
奥山74.1%
奧山14.8%
浅草11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仲見世なかみせだの、奥山おくやまだの、並木なみきだの、駒形こまかただの、いろいろ云って聞かされる中には、今の人があまり口にしない名前さえあった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
なほ人智じんちがいよ/\發達はつたつ人口じんこうがどん/\すにつれて、最後さいごには奧山おくやままでもつて家屋かおく橋梁きようりよう器具きぐ機械きかい汽車きしや電車でんしや鐵道てつどう枕木まくらぎ電信でんしん電話でんわはしらといふように
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「お前さん、何かえ」と里好は用事でも思いだしたように立ち上がって、「これから浅草おくやまへ帰る気かね。わしゃもう米櫃がからだから一まわりして友だちをいたぶって来るが」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)