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夫
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おつと
ふりがな文庫
“
夫
(
おつと
)” の例文
「僕は
今日
(
けふ
)
の事がある以上は、世間的の
夫
(
おつと
)
の
立場
(
たちば
)
からして、もう君と交際する訳には行かない。
今日
(
けふ
)
限り絶交するから
左様
(
さう
)
思つて呉れ玉へ」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「わたしの子は死ななかつた」「わたしの
夫
(
おつと
)
は死ななかつたのだ」と言つて手足に取りすがつて泣き悲しみました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
親
(
おや
)
あるひは
夫
(
おつと
)
山に入り
輴
(
そり
)
を引てかへるに、遠く
輴哥
(
そりうた
)
をきゝて
親夫
(
おやをつと
)
のかへるをしり、
輴
(
そり
)
に
遇
(
あふ
)
処までむかへにいで、親夫をば輴に
積
(
つみ
)
たる
薪
(
たきゞ
)
に
跨
(
またがら
)
せて、
妻
(
つま
)
や
娘
(
むすめ
)
がこれをひきつゝ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
今倒れたるそのめぐり
夫
(
おつと
)
の姉妹、兄弟の
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
寐
(
ね
)
てゐる病人を君に
遣
(
や
)
るのは
厭
(
いや
)
だ。病気が
癒
(
なほ
)
る迄君に
遣
(
や
)
れないとすれば、夫迄は僕が
夫
(
おつと
)
だから、
夫
(
おつと
)
として看護する責任がある
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
親
(
おや
)
あるひは
夫
(
おつと
)
山に入り
輴
(
そり
)
を引てかへるに、遠く
輴哥
(
そりうた
)
をきゝて
親夫
(
おやをつと
)
のかへるをしり、
輴
(
そり
)
に
遇
(
あふ
)
処までむかへにいで、親夫をば輴に
積
(
つみ
)
たる
薪
(
たきゞ
)
に
跨
(
またがら
)
せて、
妻
(
つま
)
や
娘
(
むすめ
)
がこれをひきつゝ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それを
夫
(
おつと
)
の君は心
憂
(
う
)
く思つて、出雲から大和の國にお上りになろうとして、お支度遊ばされました時に、片手は馬の鞍に懸け、片足はその
鐙
(
あぶみ
)
に蹈み入れて、お
歌
(
うた
)
い遊ばされた歌は
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
看護をしてから
二日目
(
ふつかめ
)
の
晩
(
ばん
)
に、
三千代
(
みちよ
)
が
涙
(
なみだ
)
を流して、是非
詫
(
あや
)
まらなければならない事があるから、代助の所へ行つて其訳を聞いて呉れろと
夫
(
おつと
)
に告げた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
あなた以外に
夫
(
おつと
)
はございません。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
夫
(
おつと
)
は細君の手柄だと聞いて
左
(
さ
)
も嬉しさうである。三人のうちで一番鄭重な礼を述べたのは
夫
(
おつと
)
である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
然し
夫
(
おつと
)
の
仕送
(
しおく
)
りが途切れて、仕方なしに
親
(
おや
)
の里へ帰るのだから心配だ。
夫
(
おつと
)
は
呉
(
くれ
)
に居て
長
(
なが
)
らく海軍の職工をしてゐたが戦争中は旅順の方に行つてゐた。戦争が済んでから一旦帰つて来た。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其代り、
夫
(
おつと
)
として尊敬の出来ない人の所へは始から
行
(
い
)
く気はないんだから、相手になるものは其気で居なくつちや
不可
(
いけ
)
ない。さう云ふ点で君だの僕だのは、あの女の
夫
(
おつと
)
になる資格はないんだよ
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“夫”の意味
《名詞》
(おっと、古・つま)男性の配偶者。
(出典:Wiktionary)
“夫”の解説
夫 (おっと)は、結婚している男性を指す。配偶者(妻)や家族との関係や、社会的、法的な位置づけは時代や文化によって多様である。
(出典:Wikipedia)
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“夫”を含む語句
大丈夫
丈夫
夫婦
情夫
夫人
老夫
車夫
漁夫
大夫
太夫
猟夫
樵夫
水夫
密夫
豈夫
鰥夫
夫婦喧嘩
武夫
女丈夫
入夫
...