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埋立
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うめた
ふりがな文庫
“
埋立
(
うめた
)” の例文
此學校
(
このがつこう
)
の
敷地
(
しきち
)
は、
數年前
(
すうねんぜん
)
に
水田
(
すいでん
)
を
埋立
(
うめた
)
てゝ
作
(
つく
)
られたものであつて、
南北
(
なんぼく
)
に
長
(
なが
)
き
水田
(
すいでん
)
の
一區域
(
いちくいき
)
の
中
(
なか
)
に、
半島
(
はんとう
)
の
形
(
かたち
)
をなして
西
(
にし
)
から
東
(
ひがし
)
へ
突出
(
とつしゆつ
)
してゐた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
其の頃
葭葦
(
よしあし
)
の
生
(
へ
)
えて居たのを
埋立
(
うめた
)
ったから
葭原
(
よしわら
)
というのだが、後に江戸繁昌を祝して
吉
(
よし
)
の字を書いて、吉原と読ませるんだという事を聞いてるが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私はさうした光景を見て、この分ではひよつとすると、めざす窟なんぞはとうに
埋立
(
うめた
)
てられ、石塔は敷石にでもなつて居はすまいかと心配になり、大急ぎで上へ登つた。
ハビアン説法
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
小径に沿うては
田圃
(
たんぼ
)
を
埋立
(
うめた
)
てた
空地
(
あきち
)
に、新しい
貸長屋
(
かしながや
)
がまだ
空家
(
あきや
)
のままに
立並
(
たちなら
)
んだ処もある。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
限り無い慾の恐ろしさ、下々の難儀も顧みず、
無暗
(
むやみ
)
に手荒な改革を思い立たれ、それを手柄と思って居られる、今度は
印旛沼
(
いんばぬま
)
の
埋立
(
うめた
)
てじゃ、江戸十里四方の土地の召し上げじゃと
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
お
汁
(
つゆ
)
の
實
(
み
)
の
少
(
すく
)
ないのを、
百間堀
(
ひやくけんぼり
)
に
霰
(
あられ
)
と
言
(
い
)
ふ。
田螺
(
たにし
)
と
思
(
おも
)
つたら
目球
(
めだま
)
だと、
同
(
おな
)
じ
格
(
かく
)
なり。
百間堀
(
ひやくけんぼり
)
は
城
(
しろ
)
の
堀
(
ほり
)
にて、
意氣
(
いき
)
も
不意氣
(
ぶいき
)
も、
身投
(
みなげ
)
の
多
(
おほ
)
き、
晝
(
ひる
)
も
淋
(
さび
)
しき
所
(
ところ
)
なりしが、
埋立
(
うめた
)
てたれば
今
(
いま
)
はなし。
電車
(
でんしや
)
が
通
(
とほ
)
る。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
小径
(
こみち
)
に沿うては
田圃
(
たんぼ
)
を
埋立
(
うめた
)
てた
空地
(
あきち
)
に、新しい
貸長屋
(
かしながや
)
がまだ
空家
(
あきや
)
のまゝに
立並
(
たちなら
)
んだ
処
(
ところ
)
もある。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“埋立(
埋立地
)”の解説
埋立地(うめたてち)は、廃棄物や浚渫土砂、建設残土などを大量に積み上げることによって人工的に造成された土地を指す。概ね、湾や湖などの水面に投入することによって陸地を造成する場合と、低湿地・窪地・山間地などの内陸地に盛土して造成する場合とがある。
(出典:Wikipedia)
埋
常用漢字
中学
部首:⼟
10画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“埋立”で始まる語句
埋立地
埋立工事
埋立新田
埋立辺