トップ
>
國家
>
こくか
ふりがな文庫
“
國家
(
こくか
)” の例文
新字:
国家
決
(
けつ
)
して
心服
(
しんぷく
)
仕
(
つかまつ
)
らじ、しかする
時
(
とき
)
は
杢
(
もく
)
が
命令
(
めいれい
)
行
(
おこな
)
はれで、
背
(
そむ
)
く
者
(
もの
)
の
出
(
い
)
で
來
(
きた
)
らむには、
却
(
かへつ
)
て
國家
(
こくか
)
の
亂
(
らん
)
とならむこと、
憂慮
(
きづかは
)
しく
候
(
さふらふ
)
。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
自體
國家
(
こくか
)
とは動く人間に
依
(
よ
)
つて
組織
(
そしき
)
されるのであるから、國家は
些
(
いさゝか
)
も此の
種
(
しゆ
)
の
不生産的
(
ふせいさんてき
)
の人間を要しない。國家の要しないやうな人間は、何所の家庭にだツて餘り
歡迎
(
くわんげい
)
される
筈
(
はず
)
が無い。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
呼出
(
よびいだ
)
しなば手懸にも相成べし此旨心得置べし此度の儀は
國家
(
こくか
)
の一大事家の
安危
(
あんき
)
なるぞ急げ/\途中は金銀を
吝
(
をし
)
むな喩にも黄金
乏
(
とぼし
)
ければ交り
薄
(
うす
)
しと云へり
女子
(
によし
)
と小人は養ひ難しとの
聖言
(
せいげん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
因
(
よ
)
りて
倩々
(
つく/″\
)
案
(
あん
)
ずるに、
國許
(
くにもと
)
に
候
(
さふらふ
)
恩田杢
(
おんだもく
)
と
申者
(
まをすもの
)
、
老職
(
らうしよく
)
末席
(
ばつせき
)
にて
年少
(
ねんせう
)
なれど、きつと
器量
(
きりやう
)
ある
者
(
もの
)
につき、
國家
(
こくか
)
の
政道
(
せいだう
)
を
擧
(
あ
)
げて
任
(
まか
)
せ
申
(
まを
)
さむと
存
(
ぞん
)
ずるが、
某
(
それがし
)
も
渠
(
かれ
)
も
若年
(
じやくねん
)
なれば
譜代
(
ふだい
)
の
重役
(
ぢうやく
)
をはじめ
家中
(
かちう
)
の
者
(
もの
)
ども
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
國
部首:⼞
11画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“國家”で始まる語句
國家的
國家的偏見
國家組織
國家主義者
國家的觀念