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申者
ふりがな文庫
“申者”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まをすもの
50.0%
もうすもの
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まをすもの
(逆引き)
因
(
よ
)
りて
倩々
(
つく/″\
)
案
(
あん
)
ずるに、
國許
(
くにもと
)
に
候
(
さふらふ
)
恩田杢
(
おんだもく
)
と
申者
(
まをすもの
)
、
老職
(
らうしよく
)
末席
(
ばつせき
)
にて
年少
(
ねんせう
)
なれど、きつと
器量
(
きりやう
)
ある
者
(
もの
)
につき、
國家
(
こくか
)
の
政道
(
せいだう
)
を
擧
(
あ
)
げて
任
(
まか
)
せ
申
(
まを
)
さむと
存
(
ぞん
)
ずるが、
某
(
それがし
)
も
渠
(
かれ
)
も
若年
(
じやくねん
)
なれば
譜代
(
ふだい
)
の
重役
(
ぢうやく
)
をはじめ
家中
(
かちう
)
の
者
(
もの
)
ども
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
乞
(
こひ
)
けるに此時戸村次右衞門と
云者
(
いふもの
)
次上下
(
つぎがみしも
)
にて
取次
(
とりつぎ
)
に出來れば次右衞門は懷中より手札取出し
拙者
(
せつしや
)
は町奉行大岡越前守公用方平石次右衞門と
申者
(
まをすもの
)
なり天一坊樣御重役赤川殿へ
御意
(
ぎよい
)
得
(
え
)
て越前守が口上の趣きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
申者(まをすもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
もうすもの
(逆引き)
これも又似たることにていかなる
境界
(
きょうがい
)
にありても平気にて、出来る
丈
(
だけ
)
の事は決して廃せず、一日は一日丈進み行くやう心掛くるときは、心も
穏
(
おだやか
)
になり
申者
(
もうすもの
)
に候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
「質主と
申者
(
もうすもの
)
御座候、武器、衣類、大小、道具等右質屋へ預り其値半減、或は三分の一の金高を貸渡、利分は高利にて請取候、武家にても極難儀にて金子才覚仕候ても、貸呉候者御座無候節は」
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
申者(もうすもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“申”で始まる語句
申
申上
申訳
申刻
申出
申分
申立
申候
申込
申付
検索の候補
申自訴仕候者
“申者”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
作者不詳
直木三十五
泉鏡太郎
泉鏡花