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同類
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どうるゐ
そも/\
熊は
和獣の王、
猛くして
義を
知る。
菓木の
皮虫のるゐを
食として
同類の
獣を
喰ず、
田圃を
荒ず、
稀に
荒すは
食の
尽たる時也。
殺したる事大膽不敵の
擧動なり伊勢屋方より
訴へたる旅僧も同夜の事なれば是は
汝が
同類成べし
殊更其方は金屋にて盜みし櫛を
實物を
見ぬから、
勿論斷定は
出來ぬが、
樽の
徳利といふのは、
加瀬の
彌生式のと
同形同類ではなかつたらうか。
(七〇)同明相照し、
(七一)同類相求む。
雲は
龍に
從ひ、
風は
虎に
從ふ。
(七二)聖人作つて
萬物覩る。
それで、
手前達の
同類にものをくはせながら、
人間一疋の
私には
目を
懸けぬのでござります
經廻り
同類を語らひ
今般將軍の
御落胤なりと名乘出候に
相違御座なく候と
認めたれば扨々
憎き
惡僧なり如何に越前
此調は伊豆守の
内意を受て紀州表を
稻葉殿イヤ
汝隱すとも茲に居る海賊共は汝が
手下同類なりと申し汝先年船中にて
働きし時手疵を