“今般”の読み方と例文
読み方割合
こんぱん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
經廻へめぐ同類どうるゐを語らひ今般こんぱん將軍の御落胤おんおとしだねなりと名乘出候に相違さうゐ御座なく候としたゝめたれば扨々にく惡僧あくそうなり如何に越前此調このしらべは伊豆守の内意ないいを受て紀州表を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今般こんぱん帷子小路かたびらこうぢの四畳半より加賀野川原町かはらちやう四番戸に転居仕候つかまつりさふらふ』と云ふ知人への知らせの端書に何の事はなけれど、しかもこの表面は何の事もなき変化が
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ソコで私が一案を工風くふうして、老母から哀願書を差出すことにして、私がしたためた案文のその次第は、云々うんぬん今般こんぱんせがれ釜次郎犯罪の儀、誠にもって恐れ入ります、同人事は実父円兵衛えんべえ存命中斯様かよう々々
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)