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何國
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いづこ
ふりがな文庫
“
何國
(
いづこ
)” の例文
新字:
何国
幸
(
さひは
)
ひ、
彼處
(
あれ
)
に
見
(
み
)
ゆる
白色巡洋艦
(
はくしよくじゆんやうかん
)
、あれは
何國
(
いづこ
)
の
軍艦
(
ぐんかん
)
で、
何處
(
どこ
)
から
何處
(
どこ
)
へ
指
(
さ
)
しての
航海中
(
かうかいちう
)
かは
分
(
わか
)
らぬが、
一應
(
いちおう
)
かの
船
(
ふね
)
の
助
(
たす
)
けを
求
(
もと
)
めては
如何
(
どう
)
だらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
元來
(
ぐわんらい
)
此
(
この
)
孤島
(
はなれじま
)
は
前
(
まへ
)
にも
云
(
い
)
ふ
樣
(
やう
)
に、
未
(
ま
)
だ、
世界輿地圖
(
せかいよちづ
)
の
表面
(
ひやうめん
)
には
現
(
あら
)
はれて
居
(
を
)
らない
程
(
ほど
)
で、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
の
一行
(
いつかう
)
が、
初
(
はじ
)
めて
發見
(
はつけん
)
した
迄
(
まで
)
は
全
(
まつた
)
くの
無人島
(
むじんとう
)
で、
何國
(
いづこ
)
の
領地
(
りようち
)
とも
定
(
さだま
)
つて
居
(
を
)
らぬ
處
(
ところ
)
だから
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
後檣縱帆架
(
ガーフ
)
に
飜
(
ひるがへ
)
る
旗
(
はた
)
は、まだ
朦乎
(
ぼんやり
)
として、
何國
(
いづこ
)
の
軍艦
(
ぐんかん
)
とも
分
(
わか
)
らぬが、
今
(
いま
)
や、
團々
(
だん/\
)
たる
黒煙
(
こくゑん
)
を
吐
(
は
)
きつゝ、
波
(
なみ
)
を
蹴立
(
けた
)
てゝ
吾
(
わ
)
が
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
の
飛揚
(
ひやう
)
せる
方角
(
ほうがく
)
へ
進航
(
しんかう
)
して
來
(
く
)
るのであつた。
此時
(
このとき
)
私
(
わたくし
)
は
急
(
きふ
)
に
一策
(
いつさく
)
を
案
(
あん
)
じた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
國
部首:⼞
11画
“何國”で始まる語句
何國迄