“何国”のいろいろな読み方と例文
旧字:何國
読み方(ふりがな)割合
どこ64.3%
いずこ17.9%
いずく10.7%
なにくに3.6%
なんごく3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“何国”を含む作品のジャンル比率
言語 > その他の諸言語 > 国際語[人工語]100.0%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信[俗信]8.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
何国どこの人間か、どんな女だったか、フィリップスもブライドも二時間の余もそうして同じ部屋に居て振り返る暇さえなかった。
運命のSOS (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
一方には又、石橋の八ツ房も好いが、あんな大きな頭の犬が。何国どこに有るといふ異論も出て、到頭『八犬伝』はおくらと成つた。
硯友社と文士劇 (新字旧仮名) / 江見水蔭(著)
之を障子にたとえて見ますと、障子につかう木は何国いずこの山の木か知りませんが、それへ美濃で製した紙を張って障子になります。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
これ古服は黒し、おれは旅まわりの烏天狗で、まだいずれへも知己ちかづきにはならないけれど、いや、何国いずこはてにも、魔の悪戯いたずらはあると見える。
何国いずくの御方か存じ参らせねど、此の上の御慈悲おんなさけに、そのすべ教へて賜はれかしと、砂にひれ伏して声を忍ぶていなり。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
大切の預り息子、昨日より出でて帰らざれば、手分けしてたずぬるといえども、地理をも知らぬ他国のこと、いずれを何国いずくとわかつべし。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
さて富岡先生は十一月の末ついにこの世を辞して何国なにくには名物男一人を失なった。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
元禄げんろく子尹しゐんは肩書通り三河の国の人である。明治の化羊くわやう何国なんごくの人であらうか。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)