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住
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ずま
ふりがな文庫
“
住
(
ずま
)” の例文
「我れを厭ふ」というので、平常隣家と仲の良くないことが解り、日常生活の背景がくっきりと浮き出している。裏町の長屋
住
(
ずま
)
いをしていた蕪村。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
川手氏が城郭の不思議な
掛人
(
かかりうど
)
となってから、四五日は何事もなく経過した。陽春の山
住
(
ずま
)
いは
憂
(
うれ
)
いの身にも快かった。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
成程
(
なるほど
)
さう
言
(
い
)
へば
何處
(
どこ
)
か
固拗
(
かたくな
)
のところもあるが、
僕
(
ぼく
)
の
思
(
おも
)
ふには
最初
(
さいしよ
)
は
頑固
(
ぐわんこ
)
で
行
(
や
)
つたのながら
後
(
のち
)
には
却
(
かへ
)
つて
孤獨
(
こどく
)
のわび
住
(
ずま
)
ひが
氣樂
(
きらく
)
になつて
來
(
き
)
たのではあるまいか。
都の友へ、B生より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
一と口にいうと、
地方
(
いなか
)
からポッと
出
(
で
)
の
山出
(
やまだ
)
し書生の下宿
住
(
ずま
)
い同様であって、原稿紙からインキの色までを気にする文人らしい趣味や気分を少しも持たなかった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
私
(
わたくし
)
自身
(
じしん
)
も
山
(
やま
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
へ
移
(
うつ
)
るまでは、
矢張
(
やは
)
り
岩屋
(
いわや
)
住
(
ずま
)
いをいたしましたが、しかし、ここはずっと
大
(
おお
)
がかりに
出来
(
でき
)
た
岩屋
(
いわや
)
で、
両側
(
りょうがわ
)
も
天井
(
てんじょう
)
ももの
凄
(
すご
)
いほどギザギザした
荒削
(
あらけず
)
りの
巌
(
いわ
)
になって
居
(
い
)
ました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
おまへはほんとに立派だね! 地球
住
(
ずま
)
ひは沢山だ!
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
“住”を含む語句
住居
住家
居住
住所
住持
住宅
住人
常住
移住
千住
住民
住職
住吉
無住
後住
下宿住居
侘住居
住込
先住
久住
...