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予
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わし
ふりがな文庫
“
予
(
わし
)” の例文
旧字:
豫
ベンヺ いや、これは
和睦
(
わぼく
)
させうためにしたことぢゃ。
劍
(
けん
)
を
藏
(
をさ
)
めい、でなくば、
其
(
その
)
劍
(
けん
)
を
以
(
もっ
)
て
予
(
わし
)
と
共
(
とも
)
に、こいつらを
引分
(
ひきわ
)
けておくりゃれ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さもなかつたら、木魂姫が
臥
(
ね
)
てゐる其の洞穴が裂くる程に、また、あの姫の
空
(
うつろ
)
な声が
予
(
わし
)
の声よりも嗄るゝ程に、ロミオ/\と呼ばうものを。
文章その他
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
今
予
(
わし
)
は家来に助けられて
居
(
い
)
るが、時
来
(
きた
)
って失った國綱のお刀がお屋敷へ返るような事になれば、手前には
何
(
ど
)
の
様
(
よう
)
にも此の恩返しをせんければならんノウ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そこへ
往
(
い
)
て、
昏
(
くら
)
まぬ
目
(
め
)
で、
予
(
わし
)
が
見
(
み
)
する
或
(
ある
)
顏
(
かほ
)
とローザラインのとをお
見比
(
みくら
)
べあったら、
白鳥
(
はくてう
)
と
思
(
おも
)
うてござったのが
鴉
(
からす
)
のやうにも
見
(
み
)
えうぞ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さもなかつたら、木魂姫が
臥
(
ね
)
てゐる其の洞穴が裂くる程に、また、あの姫の
空
(
うつろ
)
な声が
予
(
わし
)
の声よりも嗄るゝ程に、ロミオロミオと呼ばうものを。
文章その他
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
▼ もっと見る
ロミオ いや/\、
滅相
(
めっさう
)
な。
足下
(
きみ
)
の
舞踏靴
(
をどりぐつ
)
の
底
(
そこ
)
は
輕
(
かる
)
いが、
予
(
わし
)
の
心
(
こゝろ
)
の
底
(
そこ
)
は
鉛
(
なまり
)
のやうに
重
(
おも
)
いによって、
踊
(
をど
)
ることはおろか、
歩
(
ある
)
きたうもない。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
予
(
わし
)
は又いつまでも斯うして此処に立つてゐよう。
卿
(
そもじ
)
にも忘れさせ、自分も此処の事の外は皆忘れて。
文章その他
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
予
(
わし
)
は又いつまでも斯うして此処に立つてゐよう。
卿
(
そもじ
)
にも忘れさせ、自分も此処の事の外は皆忘れて。
文章その他
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
おお、そんな風に勘定したら、また逢ふまでには
予
(
わし
)
は
老年
(
としより
)
になつてしまはう!
文章その他
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
おゝ、そんな風に勘定したら、また逢ふまでには
予
(
わし
)
は
老年
(
としより
)
になつてしまはう!
文章その他
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“予”の意味
《代名詞》
(ヨ)(context、dated)一人称代名詞。われ。余。
(出典:Wiktionary)
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
“予”を含む語句
猶予
予想
予期
予譲
予言
予々
御猶予
予定
伊予簾
予言者
予等
予告
予備黌
予知
予報
予算
予且
伊予
予感
予測
...