“予測”の読み方と例文
読み方割合
よそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし神ならぬ身の知るよしもがなで、出発前の玉太郎にはそれを予測よそくする力のなかったのもいたし方のないことだ。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
まさに大雨を下さんとす、明夜尚一回露宿ろしゆくをなさざれば人家ある所にいたるをず、あます所の二日間尚如何なる艱楚かんそめざるべからざるや、ほとん予測よそくするを得ず
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
はたしてどんな駈引かけひきのもとに、目まぐるしい三つどもえの戦法がおこなわれるか、風雲の急なるほど、裾野のなりゆきは、いよいよ予測よそくすべからざるものとなった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)