“予章”の読み方と例文
旧字:豫章
読み方割合
よしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔明の父けいは、泰山の郡丞をつとめ、叔父のげんは、予章よしょうの太守であった。まずその頃も、家庭は相当に良かったといっていい。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蛇食い又は蛇使いの大道だいどう芸人となって諸国を渡りあるいた末に、予章よしょうという所に足をとどめて、やはり蛇を使いながら十年あまりも暮らしていました。
ちん郡の謝鯤しゃこんは病いによって官をめて、予章よしょうに引き籠っていたが、あるとき旅行して空き家に一泊した。