トップ
>
予章
>
よしょう
ふりがな文庫
“
予章
(
よしょう
)” の例文
旧字:
豫章
孔明の父
珪
(
けい
)
は、泰山の郡丞をつとめ、叔父の
玄
(
げん
)
は、
予章
(
よしょう
)
の太守であった。まずその頃も、家庭は相当に良かったといっていい。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蛇食い又は蛇使いの
大道
(
だいどう
)
芸人となって諸国を渡りあるいた末に、
予章
(
よしょう
)
という所に足をとどめて、やはり蛇を使いながら十年あまりも暮らしていました。
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
陳
(
ちん
)
郡の
謝鯤
(
しゃこん
)
は病いによって官を
罷
(
や
)
めて、
予章
(
よしょう
)
に引き籠っていたが、あるとき旅行して空き家に一泊した。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
唐の薛調、
姿貌端麗
(
しぼうたんれい
)
なり。人よんで
生菩薩
(
いきぼさつ
)
という。——衛玠また美容秀麗なり、
予章
(
よしょう
)
にしたごうて都下にきたる。人聞きおよびて、観る者、道に
塞
(
ふさ
)
がりて
牆
(
かき
)
のごとし。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陳は後に
予章
(
よしょう
)
の
太守
(
たいしゅ
)
に栄進して、久しぶりで黄家をたずねた時、まずかの子供のことを訊くと、かれは鑿に打たれたというのである。それを聞いて、陳は嘆息した。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
予章
(
よしょう
)
の太守もまた彼の下風について降を乞うてくるなど——隆々たる勢いであった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
予章
(
よしょう
)
を治めてくれ。いままでやっておった
周術
(
しゅうじゅつ
)
が病死したから」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
予
常用漢字
小3
部首:⼅
4画
章
常用漢字
小3
部首:⽴
11画
“予”で始まる語句
予
予々
予期
予言
予想
予譲
予感
予定
予測
予告